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スティーラーズ、2年連続でRBベルにフランチャイズ指定へ

2018年03月06日(火) 09:43

ピッツバーグ・スティーラーズのリビオン・ベル【AP Photo/Don Wright】

現地6日(火)はフランチャイズ指定の期限日となっているが、ピッツバーグ・スティーラーズとランニングバック(RB)リビオン・ベルはその前までには長期契約締結に向けた話し合いが解決するだろうと見込んでいた。

結果、話はうまくまとまらなかったようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地5日(月)、情報筋の話を元に、重大なトラブルさえ生じなければスティーラーズは締め切り日の6日までにベルをフランチャイズ指定するだろうと報じた。

2年連続2度目となるタグ付けによってベルには年俸1,454万4,000ドル(約15億4,400万円)が2018年に保証される。問題はベルがいつタグにサインをするのか、あるいは、本当にサインをするのか、というところだ。先シーズンのベルはオフシーズン中全てのワークアウト参加を拒否してからフランチャイズテンダーにサインした。

期限日となる7月16日(月)まで、両サイドには長期契約締結の猶予が与えられる。この締め切り日までに何事も起きなければ、ベルは2018年度も再び1年のテンダーでプレーすることになる。

両サイドとも、これまでは徹底的な討論を行ってタグ指定のデッドライン前に長期契約を締結することが可能だと楽観的な姿勢を見せてきた。プロボウル期間中のベルは『NFL.com』に対して、昨年の状況よりも“もっと具体的な話”をしていると明かしていた。残念なことに、球界全体のRBの価値を高めるというベルの野望が今回もまた、自分自身の契約締結を難しくしている。

ナンバーワンのRBやナンバーツーのレシーバーに相応する金額を求めているベル。2017年度には321キャリーでリーグ3位となる1,291ランヤード、9タッチダウンを記録した上、チーム内2位の85レシーブで655ヤード、2タッチダウンもマークしている。

ミシガン州立大学を卒業した26歳のRBは第52回スーパーボウル期間中、今後の契約に関して“全ては保証額次第”とコメントし、契約を締結するならば3,000万ドル(約32億円)超えの保証額は必要だろうとほのめかしていた。これまでのところ、スティーラーズにはまだその大金を支払う覚悟はできていないようだ。

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