バイキングスの新星RBクックがチーム練習に復帰
2018年06月07日(木) 09:21
ミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)ダルビン・クックがACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)損傷からの完全復帰へ向けて次なるステップを踏んだ。
クックには今週、故障以降で初めてチームドリルの一部参加が許可されている。これまではオフシーズン中の個人ワークアウトにも制限がかかっていた。
クックは地元紙『Star Tribune(スター・トリビューン)』に対して「かなり良い感じできていたが、今週はもう一段階ステップアップした。彼らは今週初めに伝えてくれたんだ。活動を再開し、フィールドに立てること、そして、生きた練習ができることに興奮している」とその心境を明かしている。
爆発的な活躍を期待されながらもシーズン第4週のACL損傷というケガで早期離脱を余儀なくされた1年目のクックは、レギュラーシーズン1試合目からチーム記録となる127ヤードをマークしていた。
バイキングスはここまで新星RBの扱いには慎重な姿勢を貫いている。それでも、来週から始まる全員参加型ミニキャンプを前にクックがチームドリルに参加可能となったということは、トレーニングキャンプ前までに完全復活する可能性も示唆している。
故障の後遺症でもないかぎり、バイキングスは再びクックをチームのワークホースとして起用したいところだ。トレーニングキャンプに向けて準備を万全に整えれば、シーズン開幕前にクックが新攻撃コーディネーター(OC)ジョン・デフィリッポの戦術を完璧に吸収することも可能となるだろう。
クックはこのようにも語っていた。
「フリップ(デフィリッポ)コーチはプレーヤーをスペースに置き、彼らにボールを託してプレーさせたがっている。彼は俺たちに自由に走ってほしいみたいだ。フィールドの誰にでも自由に走るチャンスがあるということさ」
【S】