コルツQBラック、術後の肩に痛みなし
2018年06月29日(金) 13:19インディアナポリス・コルツは手術を受けた肩の療養に2017年シーズンをまるまる費やしたクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックのワークアウトプログラムを、ここまでのオフシーズンを通じて慎重にこなしてきた。
しかしながら現地27日(水)朝、ラックのリハビリプロセスが “Change the Play(チェンジ・ザ・プレー)”と冠した子供向けイベント中に子供たちと軽くキャッチボールすることを制限することはなかった。このイベントは子供たちが運動や栄養について、より健康的な選択を可能にするよう奨励するためのものだ。
トスやスローイングの動きを通しても、ラックは手術を行った投球側の肩に痛みを感じることはなかったと明かしている。
地方紙『The Indianapolis Star(ジ・インディアナポリス・スター)』と通じてラックは「いや、いやいやいや、まったくないね」と述べている。
OTA(チーム合同練習)中はQBの位置でスナップを受け、ドロップバックする動きだけに制限を受けていたラックだが、ミニキャンプ中にはおよそ20球のパスを投じていた。チームはトレーニングキャンプをラックの完全復帰日と見ている。
ジ・インディアナポリス・スター紙によると、夏休み期間中もラックはリハビリを継続し、複数のコルツのワイドレシーバー(WR)とスローイングセッションを行う予定だとのこと。
ラックは完全復帰への長い道のりを歩んできた。来月26日(木)に開始するトレーニングキャンプを、ラックはレギュラーシーズン開幕の前までにより強く、より良い改善を継続するための期間だと述べている。
インディアナポリス・スター紙に対してラックは「かなりの努力をしてきた。それが実り始めている。ゴールはトレーニングキャンプではなく、そこで停滞してしまうことでもない。日に日にどんどん良くなり続けることが目標だ」と語った。
ラックの復活はフランチャイズQB不在の中で2017年シーズンに4勝12敗と苦しんだチームが名誉挽回するための明るい材料を提供してくれるだろう。
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