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レッドスキンズRBピーターソン、古巣相手のシーズン第1週に先発予定

2018年09月07日(金) 11:10


アリゾナ・カーディナルスのエイドリアン・ピーターソン【AP Photo/Ross D. Franklin】

驚く者は少ないだろうが、エイドリアン・ピーターソンが再び先発の座を手にしている。

『NBC Sports Washington(NBCスポーツ・ワシントン)』は、33歳のランニングバック(RB)がワシントン・レッドスキンズのバックフィールドのリーダーとして古巣のアリゾナ・カーディナルス戦に臨むようだと伝えた。

ピーターソンの先発起用がある程度予想されていたのは、RBデリウス・ガイスが今季絶望となるケガをし、その他RBにも故障が続出したレッドスキンズによって約2週間前に獲得されたことが一因だ。

現地5日(水)、ヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンはピーターソンの第1週での仕事量について次のように語っていた。

「理想的にはだいたい40くらいだ。知っての通り、われわれはね・・・そうなったら最高だ。だが、試合が始まってみないと分からないことさ。彼らはランに対してかなり良いからね。ボックスも固めてくるだろう。どうやってそれらをブロックするか、また、以前から言っているように、一番の問題はサードとロングは避けるということだ。それでもたまにはそのリスクを犯す必要もある。ファーストやセカンドではぶち当たってみなければ。始まってみないと分からない。彼はまだ来たばかりだしね。われわれは彼の才能やスキルセットを感じている。それに、ロブ・ケリーやサマジェ(ペリーン)、クリス・トンプソンだってかなり良い感じだ」

ピーターソンの先発起用は大方の予想通りだったが、今夏はフリーエージェント(FA)市場でその時を我慢していた本人にとっては特別な思いを感じさせる動きだっただろう。自分がまだやれることをアピールする気持ちでいっぱいのベテランRBは「何かを成し遂げようとしている人がいれば、それに異議を唱える者も必ず出てくるんだ。彼らの存在が逆に自分を高めるモチベーションになる。だから、それが自分のモチベーションさ」と述べていた。

カーディナルスに在籍していた昨シーズンのピーターソンは不安定で貧弱なオフェンシブライン(OL)の背後からでも比較的良い成績を残していた。相手の守備陣次第ではあるが、ピーターソンにはまだホールを抜け出す加速力や走力が十分にあると言える。昨シーズンは6試合に出場し、130ヤード超えのパフォーマンスを2度披露したピーターソンだが、30ヤード以下をマークしたことも3度あった。

グルーデンHCはベテランRBにまずは第1試合を託す。ピーターソンが新チームでどのような活躍を見せるのかはこれからだ。

【S】