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RBジョンソン、ブラウンズ内で巻き起こったドラマに懸念なし

2019年07月02日(火) 15:25


クリーブランド・ブラウンズのデューク・ジョンソン【AP Photo/David Richard】

ランニングバック(RB)デューク・ジョンソンをめぐる状況がオハイオ州ベリアにあるクリーブランド・ブラウンズの施設内に懸念を生じさせている。しかしながら、ジョンソンは自らのトレードをリクエストしたこととチームメイトのリアクションから居心地の悪さが生じる可能性について思い悩んではいない。

週末にブラウンズのチームメイトであるラシャド・ヒギンズが主催するユースボウリングイベントに出席したジョンソンは「俺自身はそのことを全く心配していない」と『Akron Beacon Journal(アクロン・ビーコン・ジャーナル)』に語っている。

ジョンソンは要請があれば現地24日(水)にトレーニングキャンプが始まった際にこの問題の解決に当たるとも述べた。その要請は間違いなくあるだろう。

問題は6月に行われたミニキャンプでチームメイトに合流したジョンソンが、トレードを希望していることを公に認めたことから始まった。それに納得できなかったクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドは自ら招いた状況についてジョンソンを批判し、チームという列車に飛び乗るか、出ていくかだと話している。

さらに、そのメイフィールドのコメントはチームメイトの職業上の利益にむやみに鼻を突っ込むものだとしてベテランプレーヤーたちから問題視されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・シルバーが伝えた。

当時、チームメイトたちから支持されていたのを知っているか聞かれたジョンソンは「いいや」と答えている。

ブラウンズとジョンソンのぎこちないダンスはまだ終わらない。カリーム・ハントが開幕から8試合で出場停止処分を受けており、圧倒的なオファーがない限り、トレードの期限を前にクリーブラウンドはジョンソンの放出を急いでいない。そして、オフシーズンのこの段階で、スタープレーヤーでもない選手に対してそういったオファーは起こらないのが普通だ。

このオフシーズンにクリーブランドから伝わってくるネガティブな物語。この不安定な状況は今月末に行われるトレーニングキャンプで解決すべき問題として再び取り上げられるはずだ。

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