フレッシュなOLをファルコンズにぶつけるブロンコスHC
2019年08月02日(金) 01:09いよいよ、プレシーズンが開幕する。
最初のキックオフとなるホール・オブ・フェイム・ゲームは現地8月1日(木)東部時間20時【日本時間8月2日(金)9時】からスタートし、アトランタ・ファルコンズとデンバー・ブロンコスが激突する。
毎年のように先発陣の大部分が様子見となるこのゲームはバックアップが輝く時だ。
だが、何人かのキープレーヤーはフィールドに立つ。1つ注目のエリアといえるのがブロンコスのオフェンシブライン(OL)だ。シーズン初戦での先発も考えられる3人のオフェンシブラインマンが参加する。タックル(T)ギャレット・ボールズ、ルーキーガード(G)ダルトン・ライズナー、そしてセンター(C)のコナー・マゴバーンだ。
ブロンコスの新ヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオはこのユニットに結束が生まれることを望んでおり、ライブ状況でテストするつもりでいる。
「ああ、誰が優れたパスラッシャーをチッピングせずにブロックできるか見てみよう」とファンジオは『Associated Press(AP通信)』に語った。「たとえボックスが満杯でも、真ん中にボールを通せるかどうかやってみようではないか」
ジョー・フラッコは出ないため、ラインがまず守るのはケビン・ホーガン、続いてルーキーのドリュー・ロックとなる。
ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・エルウェイが正解を見いだそうとオフシーズン中にOLをシャッフルしたのはこれで45回目だろうか。それは誇張だとしても、彼らがブロッキングユニットを改造しようとするのはもはや毎年の恒例行事になってきた。過去数シーズンはどれも失敗に終わっている。
若く優秀なGのライズナーを追加した他、ブロンコスはタックル(T)ジェイウワン・ジェームスの獲得に多額を投じ、Gのロナルド・リアリーをけがから復帰させている。今回のゲームで3人の若手が改善を見せれば、エルウェイにとって近年のベストユニットになるかもしれない。
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