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「ミネソタに脱帽」とセインツHCペイトン

2020年01月06日(月) 14:13


ミネソタ・バイキングスのカイル・ルドルフ【AP Photo/Brett Duke】

ワイルドカードラウンドでオーバータイムにもつれ込んだミネソタ・バイキングスとの試合を26対20で落としたニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンは、潜在的なオフェンシブパスインターフェアに対するリプレイがなかったことに激怒したりはしなかった。

試合後、ペイトンHCは試合を決定づけたバイキングスタイトエンド(TE)カイル・ルドルフのプレーにオフェンシブパスインターフェアがコールされるべきだったと思うかといった質問を一蹴し、バイキングスが一枚上手だったと語っている。

「もちろん、きつい敗北だ。結局のところ、彼らがわれわれよりも多くのプレーを決めたのだと、心から感じている。彼らは前に進むために、攻撃面でわれわれをしばし足止めした。彼らはランニングゲームでわれわれを退けるためにちょっとしたことをやったと思う。われわれは後半になってようやく少し勢いを取り戻した。ディフェンス面では足止めされていた。ミネソタに脱帽だよ。彼らは勝利にふさわしい。プレーオフでこういうことが起こるのはいつだって厳しい。もう試合はないんだ。立ち去るしかない」

1年前、ペイトンHCとセインツはロサンゼルス・ラムズとのNFCチャンピオンシップ戦でディフェンシブパスインターフェアが見逃された件を声高に批判していた。昨年に見過ごされたこの一件が、2019年のルール変更につながっている。

NFLオフィシャル部門上級副社長のアル・リベロンは試合後、最後のプレーについてはファウルがなかったと判断される前に、ニューヨークであらゆる角度から見直されていたと説明している。

「われわれは“FOX(フォックス)”が提供するすべてのアングルを見直したし、フォックスはいくつかの素晴らしい画面をわれわれに与えてくれた。両選手に接触はあったが、いずれの接触もファウルの域には達していない。この見方は今年に入ってずっとわれわれがやってきたことと一貫している。われわれはフィールド上の判断を残した。それを有効とした」とリベロンは語った。

一部ではコールがなかったことが取り沙汰されるかもしれないが、ペイトンHCはバイキングスが試合の大部分で自分のチームを上回っていたと指摘している。


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