フィラデルフィア・イーグルスは2週間前にランニングバック（RB）ジェイ・アジャイと別の道を歩み始めた。アジャイはプレーする舞台として新たなプロリーグを見つけている。それも、フィラデルフィアでだ。

eMLS（メジャー・リーグ・サッカー）のフィラデルフィア・ユニオンがゲーム『FIFA』のプロプレイヤーとしてアジャイと契約したことを発表したと『Verge（バージ）』が伝えている。

「フィラデルフィアはいつでも俺の心の中の特別な場所を占めている」とアジャイは述べた。

「プロゲーマーに転身した初めてのプロアスリートとして、eスポーツを通じてこの街を代表できるのは恵まれたことだ。eMLSのフィラデルフィア・ユニオンを代表することは、フットボール以外で俺が大きなパッションを持っているサッカーとゲームを結びつける。俺はコンペティターであり、みんなは今年のすべてのeMLSのイベントでユニオンのために全力を尽くす俺を見るだろう」

26歳のアジャイはNFLのフリーエージェントだが、2019年には3試合しか出場しておらず、フットボールの世界における見通しは不確かだ。11月にイーグルスに戻るまで契約がなかったアジャイは、その5週間後にカットされた。2018年シーズンもACL（膝前十字靭帯／ひざぜんじゅうじじんたい）損傷で短く終わっている。

アジャイは2017年シーズンの半ばにトレードでイーグルスに加入し、チーム初のスーパーボウル制覇に貢献した。マイアミ・ドルフィンズで1,272ラッシングヤードを記録した2016年にはプロボウルにも選出されている。

2020年のeMLSカップは今週末にフィラデルフィアで開幕する。

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