「まだ証明すべきことがある」とQBブレイディ
2020年01月09日(木) 15:26トム・ブレイディがNFLで最後のパスをピック6にしたままキャリアを終わらせることはない。
ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)であるブレイディは『Instagram(インスタグラム)』で2020年もキャリアを続けていくプランを繰り返し語った。
「とにかくファンのみんなにお礼を言いたかった。ありがとう!」とブレイディはつづっている。
「何日間か考えてみて、みんなが過去20年にわたって僕に示してくれた無条件のサポートに心から感謝し、光栄に思っている。毎週あの(スタジアムの)トンネルをくぐり抜ける感覚は説明しがたい。すべてのシーズンを勝利で終えたいと思うけれど、スポーツは(もしくは人生は)そういうものじゃない。負けるためにプレーする人なんていない。でも、ハードワークの報いはまさにそれ、その仕事なんだ!! 自分が愛するキャリアがあり、共に戦ってくれるチームメイト、自分を信じてくれる組織、すべての歩みを支えてくれるファンがいるのは恵まれていたことだ」
「ジレット・スタジアムで働く僕たち全員が自分のベストを尽くそうと努力し、価値ある目的に自分たちを捧げ、失敗を覚悟で全力で挑戦(テディ・ルーズベルトが言うように)してきた。そして、だからこそ僕らはスコアボードには見えないもので報われてきた。お互いに同じ目標を追い求めて全力を尽くしたことを知っているがゆえの満足によってね。それがチームのすべてなんだ」
「人生でもフットボールでも、失敗は避けられない。常に勝てるわけではない。だけど、失敗から学び、大いなる熱意で立ち上がり、もう一度アリーナに立つことはできる。そして、そここそ、みんなが僕を見る場所だ。なぜなら、自分にはまだ証明すべきことがあると僕には分かっているからさ」
周囲からすれば、史上最高のQBの一人に数えられる選手に証明すべきことが残っているなど、ユーモラスにさえ聞こえる。トムよ、スーパーボウルリング6つでもまだ足りないというのか?
とは言え、それこそわれわれが長く知る熱狂的で何かに突き動かされているトム・ブレイディだ。ブレイディはポテトチップスのかけらのようなほんのわずかなモチベーションさえもすべて利用し、力に変える様を何度も見せてきた。42歳のQBがまだチームを引っ張ることができるかに決して疑問を抱いたことのないオフェンス陣と迎えた今季の結末が、再びオフシーズンを過ごして先に進む活力をブレイディに与えている。
ブレイディは2020年に戻ってくる。それは非常に明白だ。
このスポーツ全体を巻き込む次なる疑問は、間もなくフリーエージェントとなるブレイディがどこでプレーするかという点だ。
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