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チャージャーズTEゲイツが引退を発表

2020年01月15日(水) 13:04

ロサンゼルス・チャージャーズのアントニオ・ゲイツ【Matt Patterson via AP】

現地14日(水)、チャージャーズの歴史上でも最も偉大な選手の一人であり、自らのポジションに革命をもたらしたタイトエンド(TE)アントニオ・ゲイツが引退を発表した。

「NFLで16シーズン、チャージャーとして16年を過ごし、プロボウルに8回参加し、多くの記録を破った。この声明を公式に出し、フットボールのゲームから引退するのはつらい」とゲイツは述べている。

「このフットボールのゲームをこんなにも長くプレーするとは全く思っていなかったし、どれだけ幸運なことか、ただ1つのオーガナイゼーションでプレーできるとも思っていなかった。チャージャーズのオーガナイゼーション、ディーン・スパノスとスパノス家、ナショナル・フットボール・リーグに、夢を実現し、愛するゲームをプレーさせてくれたことに感謝したい。そして、サンディエゴとロサンゼルス、国中、世界中のファンの、ずっとゆるがない応援に感謝している。あなたがたがいなければ、NFLはなかった」

「今日、俺はチャージャーとして正式にリタイアするものの、これからもチームのコミュニティ構想やパブリックなイベントを通じ、まったく違う能力をもってチャージャーズのオーガナイゼーションに力添えできることに感謝している」

大学ではバスケットボールの選手であり、カレッジレベルでのフットボールを経験していないことがよく知られているゲイズ。ワークアウトでチャージャーズの目に留まり、2003年にドラフト外フリーエージェントとして契約を交わした。そして、そこから歴史は始まった。

ゲイツはタイトエンドとしてリーグ史上最多となるタッチダウン116回を決め、タッチダウン数で史上7位につけている。TEというポジションに革命をもたらしたゲイツはこのポジションにおいて複数タッチダウンが21試合で1位、計100ヤード以上をキャッチしたのも21試合で4位という記録を残した。ゲイツとクオーターバック(QB)フィリップ・リバースはQBとTEのコンボとして最多、同時にすべてポジションの組み合わせにおいて2位にあたるタッチダウン89回をマークしている。


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