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パンサーズLBキークリー、8シーズンを経て引退へ

2020年01月15日(水) 14:36

カロライナ・パンサーズのルーク・キークリー【AP Photo/Mike McCarn】

カロライナ・パンサーズのキャプテンが8シーズンをリーグで過ごしたキャリアに幕を引いた。

ラインバッカー(LB)ルーク・キークリーが現地14日(火)、チームの『Twitter(ツイッター)』アカウントを通じて引退を表明している。

「決して引退にふさわしいときではないけれど、自分にとって今が正しいときだ。厳しい決断だった。たくさん考えた。今は俺にとって、動くべきときだと思う」とキークリーは述べた。

「このゲームをプレーすることが大好きだからこそ悲しい。子どものときからプレーしてきた。世界で一番大好きなことだ。この場所やオーガナイゼーションの思い出、フィールドでみんなとプレーした記憶は、決してなくならないだろう」

「子どものころからプレーには一つしかやり方がなかった。素早く、フィジカルに、強くプレーする方法だ。今、それをこれ以上続けていけるかが分からない。最も難しい部分がそこなんだ。今もプレーはしたい。でも、それが正しい決断だと思えない」

28歳のキークリーは7度のプロボウラーであり、オールプロのファーストチーム選出は5回を数え、2013年には年間最優秀守備選手に選ばれた。

キークリーはパンサーズとの間に2年の契約を残しており、2020年には1,080万ドル(約11億9,000万円)に背を向けることになる。

トーマス・デービスと共にNFLの歴史で最も優れたインサイドラインバッカーデュオの一組に挙げられるキークリーは、ルーキーイヤーの2012年と2014年にリーグナンバー1のタックルをマークした。キークリーがリーグ入りしてからそのタックル数(1,092回)をしのいだ者はなく、デービスが4位(804回)となっている。

2012年ドラフト1巡目組で驚きの引退表明を行ったのはキークリーが初めてではない。かつて全体1位指名を受けたクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックが今季、健康と満足のできる人生を求めて29歳にして引退していた。


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