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けがは「形を変えた天の恵み」と49ersガロポロ

2020年01月16日(木) 22:29


サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/Ben Margot】

2018年のサンフランシスコ・49ersは、2019年の彼らのようになるはずだった。

しかし、そこには1つ問題があった。彼らの有力なクオーターバック(QB)が不在だったのだ。

ジミー・ガロポロのACL(前十字靭帯)断裂は49ersの2018年シーズンを粉砕し、C.J.ビーサード、ニック・ムレンズによるエキサイティングな瞬間はいくつか見られたものの、チームは4勝12敗という無残な結果に終わった。それには確かに失望したが、同時に49ersは2019年のドラフトで2位指名権を手に入れることになった。

チームはそれをオハイオ州立大学のディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサ獲得のために使い、ボサは49ersの現状を打破するフォースとなる活躍を見せる。彼はサック9回、タックル47回、強制ファンブル1回とインターセプト1回を記録し、ルーキーながらプロボウル出場の栄誉を与えられた。もしかしたら苦難に満ちた2018年もそう悪いものではなかったのかもしれない。

「物事にはうまくいく道筋がある」とガロポロは15日(水)に語った。「俺はずっと自分に、ACL断裂は形を変えた天の恵みだと言い聞かせてきた」

「それによって俺たちは(ニック)ボサを獲得した。なかなかいい取引だったんじゃないかと思うよ。でも、まあ、物事にはうまくいく流れってのがあるんだよ、きっと。このドライブはクレイジーだ」

ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチとヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが指揮を執り、マスターピースへと生まれ変わった49ersにとって、ボサは最後のピースの1つだった(もう1つのピースはルーキーレシーバーのディーボ・サミュエルだろう)。彼らは2桁黒星の代わりに2桁勝利を達成し、NFC西地区のタイトルとプレーオフの第1シードを獲得した。

「それは間違いなく役立った」とシャナハンは述べた。「つまり、何事も理由があって起こるものなんだ。良い選手、違いを生み出せる選手を獲得する必要があり、ボサは間違いなくそれだった。彼を獲得できて本当に良かったよ。他の誰かに4勝12敗してほしいなどとは思わないが、乗り越えた今なら言える。それによってもたらされたものはありがたかった」

次に彼らが望むのは、集まったこの顔ぶれが一丸となり、ジム・ハーボーやコリン・キャパニックのいた頃以来となるスーパーボウル出場権を勝ち取ることだ。


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