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チーフスのゲームプランに足止めされたタイタンズRBヘンリー

2020年01月20日(月) 11:39


テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Photo/Ed Zurga】

デリック・ヘンリーを止めろ。テネシー・タイタンズを止めよ。

タイタンズのランニングバック(RB)ヘンリーはポストシーズンのこれまで2試合でタイタンズオフェンス陣をけん引し、NFLのプレーオフ史上、2試合連続で180ヤード以上を走った唯一の選手となった。また、プレーオフ開幕から2試合での合計377ラッシングヤードは、NFLの歴史上で最も多い数字となる。

だが、カンザスシティ・チーフスの守備陣がヘンリーのレコードブックを閉じた。

チーフスがヘンリーを69ヤード、タッチダウン1回、キャリー19回に抑えたAFC頂上決戦は、35対24でチーフスに軍配が上がっている。

「彼らのゲームプランが素晴らしかったってことさ」とヘンリーは敗戦後に語った。

「彼らは成功していたし、フィジカルだった。今日は彼らがディフェンス面で素晴らしい試合をしたし、彼らのオフェンスはみんなが知っている通り、爆発的でいつだって得点できる。さっき言ったように、俺たちがおよばなかっただけ。彼らのお手柄だし、幸運を祈るよ」

チーフスはヘンリーを足止めするのに全力を尽くし、それに成功している。チーフスのエッジラッシャーであるフランク・クラークは今週、“ヘンリーをタックルするのはそれほど難しくない”と語っていた。現地19日(日)、クラークとその仲間たちはその言葉に嘘がないことを行動によって示している。

チーフスはランを防ぎ、クオーターバック(QB)パトリック・マホームズにボールがわたったときには得点し続けるというやり方でタイタンズオフェンス陣をくじいた。そのコンボによってワイルドカードから勝ち上がってきたタイタンズの足を止めたチーフスは、攻守両面で勝利できることを証明している。


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