QBガロポロ、パッカーズ戦のパスは8回のみ
2020年01月20日(月) 16:47NFLキャリアにおいて最も大きな舞台で、サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)であるジミー・ガロポロは8回しかパスを投じなかった。
49ersがグリーンベイ・パッカーズに37対20で勝利したこの試合では、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンが指揮するラッシングアタックが圧倒的であり、ガロポロには多くのパスを投じる必要性がなかった。ガロポロはパス8回中6回成功、77ヤードを記録している。
ガロポロは「(ウオームアップの方が)もっと投げたと思うよ」と冗談まじりに語っていた。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、スーパーボウル時代に入ってからパス10回以下でプレーオフを通過したチームは今回の49ersのほかに、殿堂入りした名将ドン・シュラ率いる1971年と1973年のマイアミ・ドルフィンズだけだという。
ガロポロのパスとパスの間はゲーム時間で24分も空いていた。第3クオーターは一度もパスを投げていない。第2クオーターの残り2分10秒時点でパスを投じたガロポロが次に試みたのは、第4クオーターの残り8分10秒になってからだ。後半には2回しかパスを試みていない。
ランニングバック(RB)ラヒーム・モスタートを中心とする49ersのランニングゲームは試合を通じてパッカーズディフェンス陣を追い込んでいた。シャナハンはパスの必要性を感じなかったのだろう。この夜、49ersはラッシュ42回で285ヤードを記録している。
シャナハンHCはランプレーが相次いだことについて、「うまくいっていたからね。うまく機能しているなら、それを続けるだろう」と述べた。
シャナハンHCは繰り返しモスタートを走らせていた。モスタートはラン29回で220ヤード、タッチダウン4回、キャリー平均7.6ヤードをマークしている。これはプレーオフゲームで史上2番目の記録だ。また、モスタートはポストシーズンで4回以上のタッチダウンを決めた3人目のプレーヤーとなっている。
『ESPN』によればパッカーズのコーナーバック(CB)トレイモン・ウイリアムスは「パス8回。残りはランさ。フットボールの第1ルールは“ランを止めよ”だ。俺たちはそれをしなかった」と話したという。
モスタートは「彼らは確かにホールを作ってくれた。特にジョージ(タイトエンド/TEキトル)がね。レシーバーたちや”ジュース“(フルバック/FBカイル・ユーズチェック)までもが、みんな素晴らしい仕事で俺のためにブロックしてくれた。彼らのことを、これ以上なく誇りに思っている。彼らは最高の仕事をしたんだ」と振り返った。
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