ワイドレシーバー（WR）アマリ・クーパーは新人契約の最終年だった2019年シーズンを終え、フリーエージェント（FA）になろうとしている。その未来はまだどうなるか分からない。

FAが正式に始まるまで1カ月以上ある今、クーパーはまだそれをあまり重要視していない。とは言え、ダラス・カウボーイズとクーパーがそれまでに新たな契約に行き着かなければ、クーパーがどこか他の場所でプレーする可能性はある。

現地24日（木）にプロボウルの練習を終えたクーパーは「ただ毎日やっているんだ。差し迫ったものがあるとは感じていない。心配していないし、危ぶんでもいない。ただ毎日を過ごしているだけさ」と述べた。

今から未来についてあれこれ悩むべき理由はあまりないだろうが、決断を下す前に考慮すべきいくつかの要素はある。例としてバッファローを挙げつつあまり行きたくない場所からのオファーに対する決断に何が影響するかを尋ねた記者に向かい、クーパーは報酬が何より大事なわけではないとしつつこう応じた。

「お金がそんなに重要なわけではないと思う。高く評価されるFAならば、どこへ行こうとたくさん支払われるだろうから。行きたくない場所に行くほどの価値があるかな？　南フロリダにいて、雪の中でプレーしたことのない俺みたいなやつがはるばるさ」

また、クーパーにパスを投じるクオーターバック（QB）の能力がある。クーパーはQBとの関係を“共生関係”と表現し、決定において間違いなく一つのファクターになると話した。

「彼の成功は俺がどれだけうまくやっているかの一要素だし、俺の成功は彼がどれだけうまくやっているかの一要素だ。だから、もし市場を確かめなければならないとすれば、彼らとプレーしたいのかどうかを判断するために、間違いなくQBやそのあたりを確認する」

クーパーの目的地は今、本人の手の中だ。そこにダラスが含まれるのか、それともどこか他のところへ去るのかは、そのうち分かってくるだろう。一つ確かなのは、カウボーイズは8,100万ドル（約89億円）というキャップスペース【『Over The Cap（オーバー・ザ・キャップ）』による】の中でやりくりしなければならないものの、クーパーにとってはお金だけの問題ではないということだ。

【第54回スーパーボウル特集：勝敗予想に参加！】

第54回スーパーボウル特集

├ マイアミへの道！
├ ハーフタイムショー
├ ビューイングイベントでみんなと盛り上がる！
└ 放送スケジュール

【A】