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テキサンズのオブライエンがHC兼GMに

2020年01月29日(水) 10:28


ヒューストン・テキサンズのビル・オブライエン【AP Photo/Steven Senne】

ヒューストン・テキサンズのヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンは2019年シーズンに実権を握っていた。今、オブライエンHCにはそれに見合った役職もついている。

現地27日(火)、テキサンズは6月にブライアン・ゲインを解雇してから空席となっていたジェネラルマネジャー(GM)にオブライエンHCが就任したと発表した。また、ジャック・イースタービーがフットボールオペレーション部門執行副社長を務めるという。

テキサンズ会長兼CEOのキャル・マクネアは「2020年シーズンに向けた準備が進んでおり、過去8カ月のわれわれの実際のオペレーションをより反映すべく、ビル・オブライエンとジャック・イースタービーの役職と役割、責任をアップデートすることが重要だと考えた」と語っている。

「われわれの新たなストラクチャーや運営上のアプローチに組み込まれていくようなフィールド上での今年の進歩や、フットボール運営グループのリーダーたちの成長は希望を抱かせるものだった。プレーオフでの1勝を含め、ファンにホームで数々のスリリングな試合を届けられたこと、そして、再び2桁勝利ができたことを誇りに思っている。われわれのファンはそれにふさわしいが、今はヒューストンの街にワールドチャンピオンシップをもたらすため、仕事に戻るときだ」

オブライエンHCはこのチームのコントロールを握り、運営してきた。一連のトレードを敢行したオブライエンHCはいくつかのドラフト上位指名権を放出してプロボウル選出のレフトタックル(LT)ラレミー・タンシルを獲得する一方、ジェイデビオン・クロウニーをシアトル・シーホークスに送り出している。

去るシーズンにフロントオフィスが協力して尽力しているとオブライエンHCがよく話していたところからするに、HCが運営の中心となっていたのは明らかだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはオブライエンHCがGMとなったことで昨オフシーズンから推測されていたニューイングランド・ペイトリオッツのニック・カセリオ獲得はなくなったと指摘している。

ラポポートはまた情報筋の話を元に、ロメオ・クレネルはディフェンス面の重要な役割でチームにとどまると伝えている。テキサンズはアントニー・ウィーバーをディフェンシブライン(DL)コーチからクレネルの後任として守備コーディネーター(DC)とする見込みだ。


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