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長くペイトリオッツのOLコーチを務めたスカネッキアが引退

2020年01月29日(水) 12:59


ニューイングランド・ペイトリオッツのダンテ・スカネッキア【AP Photo/Elise Amendola】

ニューイングランド・ペイトリオッツの名物オフェンシブライン(OL)コーチであるダンテ・スカネッキアが再び引退生活に入る。

ペイトリオッツはNFLで36年、ニューイングランドで34年を過ごしたスカネッキアが引退することを現地28日(火)に発表している。

ヘッドコーチ(HC)のビル・ベリチックは「ダンテと共にこれだけ長い間コーチができたのは名誉だった。彼の最初の引退のずっと前から、そして、2度目の継続した卓越性を通して、私はそれを知っていた。ダンテはこれまでのアシスタントコーチの中で本当に最高だった」と語った。

来月に72歳になるスカネッキアは長くアシスタントコーチを務めたペイトリオッツを2013年にいったん去っている。ベリチックの説得により、スカネッキアは2016年にOLコーチに戻ってきた。

スカネッキアは火曜日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに向かって次のようにコメントしている。

「このクレイジーなビジネスではどうなるかなど決して分からないし、信じられない4年間だった。48シーズンにわたってフットボールのコーチをするとは信じられなかったし、それに近いことを想像したこともまったくなかった。本当にさまざまな理由で私は恵まれていた。そのうちの3つを挙げれば、ロバート・クラフト(オーナー)、ビル・ベリチック(HC)、トム・ブレイディ(クオーターバック/QB)だ。このスターたちが勢ぞろいしたことが信じがたい。それを共有できたことが素晴らしかった」

スカネッキアは長きにわたり、NFLで最高のOLコーチの一人だった。復帰した後はブレイディの前で苦戦していたOLの立て直しに力を貸している。スカネッキアの復帰後、ペイトリオッツはスーパーボウル優勝を2度遂げた。

「あと数週間で72歳になる。もういい時だよ」とスカネッキアは言う。

2019年のペイトリオッツOLはけがと不安定なプレーに苦しんできた。2020年の戦いに向け、チームはそこにNFLで最も優秀なポジションコーチの後任を据えなくてはならない。


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