ロブ・グロンコウスキーがフリーエージェント（FA）市場に現れたことはなく、プロとしてNFLで過ごした9シーズンでニューイングランド・ペイトリオッツ以外のユニフォームを着たこともない。しかしながら、引退したタイトエンド（TE）グロンコウスキーは、20年をペイトリオッツで過ごしたクオーターバック（QB）トム・ブレイディには広い世界で自らの価値を試す権利があると考えている。

グロンコウスキーは「彼は何が起こるのか試すチャンスを与えられるにふさわしいと心から思うよ」と現地28日（火）に『Boston Globe（ボストン・グローブ）』に語った。

「彼はものすごく長い間プレーしてきたし、彼のやり方でプレーし、彼のレベルでプレーしてきた。彼は間違いなく、そこへ出ていって市場を試すチャンスを与えられるにふさわしい。つまり、何でやらないの？　ってことさ。これまでのキャリアでやったことがなくて、彼は初めてフリーエージェントになる。だから、彼にふさわしいよ。マーケットを試して、彼にとってベストなことをやればいい。それが彼の決断であり、彼にとって、彼の家族にとってベストなこと。彼が好きになると感じていることなんだ」

第54回スーパーボウルで『FOX（フォックス）』のアナリストを務めるグロンコウスキーは、ブレイディの未来について本人と話したことはないと述べている。TB12が間もなくFAになる今、グロンコウスキーはブレイディが他のユニフォームを着ているのを見れば妙な感じがするだろうと話した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・シルバーにチームの役に立てるならばニューイングランドを離れるべきではないと今週に話したジョー・モンタナとは異なり、グロンコウスキーはペイトリオッツの12番以外を着ているブレイディにも慣れるだろうと考えている。

「あるチームで10年プレーして別のチームに行く選手がいれば、最初はいつだって変な感じさ。でも、少しすれば誰だって慣れる。だけど、実際そうなれば2、3週間は奇妙だろうね。それでも、みんな慣れるもんだ。他のあらゆるタイミングで起こったケースと同じようにね」

ペイトリオッツファンたちはブレイディが他のユニフォームを身に着けたところなど目にすることのないよう願っているだろう。多くはロバート・クラフトオーナーがこのオフシーズンに語っていたように、ブレイディがペイトリオッツと再び契約するか、引退することを望んでいるのだ。

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