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チーフスの爆発的オフェンスを恐れない49ersCBシャーマン

2020年01月30日(木) 23:04

サンフランシスコ・49ersのリチャード・シャーマン【AP Photo/Steve Luciano】

今シーズンの49ersは幾度か質の高い敵に立ち向かってきた。だが、次のサンデーナイトはその中でも最大のチャレンジを彼らにもたらすかもしれない。

そうであるべきだろう。なんといってもスーパーボウルなのだから。

カンザスシティ・チーフスのオフェンスはこのプレーオフ前からその爆発力の威力で知られていた。だが、それにしてもマイアミへと至る彼らの勝ち方にはショックすら受けるほどだ。

ホームで24対0のピンチ? 問題ない――最終的に51点を稼いでそれを帳消しにした。残り時間のコントロールが非常にうまいチームを相手に17対7の不利な状況? ご心配なく。そんなものはパトリック・マホームズが一瞬で何とかする。

49ersは敵の強さを知っている。だが、彼らにもリチャード・シャーマンという頼もしい存在がいる。

「どうかな。確かにすごいチャレンジだけど、それを最大と称すのは俺たちが今までに見せてきた偉大なパッシングゲームに対して失礼にあたるんじゃないかな。俺たちは今年、傑出したパッシングチームとも戦ってきた」とシャーマンは述べた。「セインツと、全力のドリュー・ブリーズを相手にプレーした。タンパベイと戦って、シーズン序盤に彼らの1,000ヤードレシーバー2人と対決した。ラムズとショーン・マクベイ、そして彼のシステムとやり方を2度も相手にした」

「投げるのがうまいチームやクオーターバック(QB)、すごい才能を持つレシーバーたちと戦った。マット・ライアンとフリオ・ジョーンズのいるアトランタとも戦った。彼らは飛び抜けているよ。まあ、次にやるやつらも速くて優秀だよ。だからすごいチャレンジになるのは間違いない」

チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードは49ersのナンバー1ディフェンスと対峙(たいじ)するにあたり、バイウイークのアドバンテージを持っている。その有利性は歴史が証明済みだ。バイの後の試合(プレーオフ含む)でリードは23勝5敗という戦績で、スーパーボウルでコーチを務めた経験もあり、1試合平均383.6ヤードを誇るオフェンスを指揮することになる。

つまり、負担はシャーマンと仲間のディフェンシブバック(DB)たちにかかるというわけだ。彼らの任務はスピーディーなチーフスのパスキャッチャーをカバーするだけでなく、マホームズが“あの”機動力を使ってポケットを抜け出した場合にもピタリと貼り付いておくことだ。

シャーマンがそうした状況で気弱になるようなことは、相手が誰であれ決してない。スーパーボウル出場を2度果たし、リングを1つ獲得している経歴がそれを表している。自信を裏付ける証明書もたくさんある。あとは彼とチームメイトたちが壮大なステージでその正当性を証明するだけだ。


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