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パンサーズとTEオルセンが離別に合意

2020年01月31日(金) 10:06


カロライナ・パンサーズのグレッグ・オルセン【AP Photo/Bill Feig】

カロライナ・パンサーズでまた一つの時代が終わった。

長く活躍してきたタイトエンド(TE)グレッグ・オルセンとパンサーズが円満に離別の道を選んだことを、チームが現地30日(木)に発表している。

2020年シーズンを通した契約があったオルセンは今も“フットボールへの愛”があるとしつつ、将来のプランについては明かしていない。

34歳でプロボウルに3回選出された経験のあるオルセンは2019年にパンサーズでの9年目を過ごしていた。シカゴ・ベアーズでキャリアを始めたオルセンは、そこで4年間を過ごした後にパンサーズに移っている。

スーパーボウル終了後までパンサーズが公式にオルセンのリリースを発表することはできないものの、今回の知らせで間もなく正式発表になることが示唆されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。オルセンの契約は2020年のパンサーズにとって1,160万ドル(約12億6,000万円)のキャップヒットになる見込みだった。

オルセンの離脱以前にもパンサーズには大きな別れがあった。シーズン中に長年のヘッドコーチ(HC)であったロン・リベラを解雇したパンサーズは、マット・ルールをその後任に立てている。オールプロのラインバッカー(LB)であるルーク・キークリーもオフシーズンに入って驚きの引退発表を行い、フランチャイズの顔であったクオーターバック(QB)キャム・ニュートンは現契約の最終年を迎えて未来は分からない状態だ。

ニュートンがカロライナにとどまるのか、それともどこかへ去ってしまうのかという重要な決断はまだ下されていないものの、オルセンの離脱によってチームは大きな再建の時期に向かっているように見受けられる。ニュートンが2020年に別のユニフォームを身にまとう可能性もあるだろう。

パンサーズが前に進んでいく一方、オルセンの未来は分からないままだ。

過去にスポット的にコメンテーターを務めた際に評価を受けているだけに、放送の世界からも引きが多いかもしれない。しかし、ラポポートの報道によれば、オルセンは適切な機会があれば来季もプレーすることに関心を持っているとも語ったという。


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