HC昇格よりもスーパーボウルに集中しているとチーフスOCビエネミー
2020年01月31日(金) 15:38最新のヘッドコーチ(HC)雇用サイクルでは、たった一人のマイノリティーが起用された――ワシントン・レッドスキンズのロン・リベラ――のみで、アフリカ系アメリカ人からの雇用は一人もなかった。これを受け、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはルーニールールとコーチ起用プロセスを見直す必要があると話している。
今回の雇用サイクルで議論の中心にいた人物の一人が、カンザスシティ・チーフスの攻撃コーディネーター(OC)であるエリック・ビエネミーだ。ビエネミーはカロライナ・パンサーズ、クリーブランド・ブラウンズ、ニューヨーク・ジャイアンツと面談を行ったものの、そのいずれとも契約を結ぶことはなかった。
だが、ビエネミー本人はその状況にフラストレーションを感じていないとして、今はサンフランシスコ・49ersとの第54回スーパーボウルに集中していると現地30日(木)に述べている。
「みんな、私ががっかりしていると言ってほしいようだ。だが、そんなことはない。われわれは今もプレーしている。今週末に、最も大きな試合が控えているんだ。だから、自分のオーガナイゼーションやプレーヤー、そしてコーチングスタッフと共に、今このときを共有する機会を楽しみにしている」
チーフスHCのアンディ・リードはこれまでに自分の元でアシスタントを務めてHC職を得たフィラデルフィア・イーグルスのダグ・ペダーソンやシカゴ・ベアーズのマット・マギーと同じくらいビエネミーがHCに適格だと考えており、ビエネミーにはこれ以上証明すべきものはないとして次のように話している。
「彼の役割は(ペダーソンやナギーと)と同じだ。彼は他のコーディネーターがやるすべてのことをやっている。ゲームプランや、そういったものだ。彼はシグナルを出し、プレーをコールし、クオーターバック(QB)とコミュニケーションしている一人だ。彼はすべてのQBミーティングに出席し、他の者がやるようなすべてをやっている。私に答えは分からない。どのオーナーにも、そのオーガナイゼーションに最もフィットする人物を雇うという選択肢があり、私は彼がいかに優れているか知っているため、非常に彼をひいきしている」
おそらく、次のHC起用サイクルでビエネミーは自らのチームを栄光へと導くチャンスを得るだろう。しかし、今はただスーパーボウルに集中している。
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