ウィニペグ・ブルーボマーズに所属していたことのあるアリゾナ・カーディナルスの新ヘッドコーチ（HC）クリフ・キングスベリーがクオーターバック（QB）の層を厚くすべくカナディアン・フットボール・リーグ（CFL）の扉をたたいた。

カーディナルスは現地4日（火）、CFLのQBクリス・ストレベラーとフューチャー契約を結んだと発表した。

ストレベラーはミネソタ大学とサウスダコタ大学でプレーし、2017年にはMVFC（ミズーリ・バレー・フットボール・カンファレンス）年間最優秀攻撃選手賞を受けている。カレッジで計5年プレーした後、リーグへの参入を目指したものの、2018年にドラフト外になったストレベラーはCFLのブルーボマーズとの契約を選んでいる。

2019年のグレイカップ王者となったボンバーズのバックアップとしてシーズンをスタートさせたストレベラーは、やがてテイソム・ヒル風のデュアルスレットのシグナルコーラーに進化していったとカーディナルスのウェブサイトで紹介されている。この年、ストレベラーは1,546パッシングヤード、タッチダウンパス8回、726ラッシングヤード、キャリー127回でラッシングによる得点12回という記録を残している。

ストレベラーは月曜日にNFLでのチャンスを追求すべくブルーボマーズからリリースされていた。

25歳のストレベラーはこの春と夏、アリゾナでカイラー・マレーのバックアップの役割をかけて戦うことになる。デプスチャートで攻撃部門新人賞を獲得したマレーの後ろに控えるのはドリュー・アンダーソンのみで、ブレット・ハンドリーはフリーエージェント（FA）になる。

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