ブラウンズWRベッカム、新HCステファンスキーに「好印象」
2020年02月05日(水) 22:58オデル・ベッカムから見て、クリーブランド・ブラウンズで幕を開けるケビン・ステファンスキー時代の見通しは明るいようだ。
ブラウンズのレシーバー陣を率いるのはベッカムと優秀なチームメイトで親しい友人でもあるジャービス・ランドリーだ。ベッカムはミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスとアダム・シーレンがステファンスキーの下で何を成し遂げたかを知っており、未来に希望を見いだしている。
「新しいコーチが来て、彼がミネソタ・バイキングスで長年シーレン、ディッグスを使ってやってきたことを見た」とベッカムは最近『Complex.com』のザック・フリーデンランドに語った。「その2人に注視して動画を見たんだ。これまで彼のやってきたことを見て、本人と会い、ジャービスと俺についてどんな構想を持っているのかを聞いたら、いい感触を得た」
ランドリーは2019年にレシーブ83回、1,174ヤードと6回のタッチダウンを記録して今年もプロボウルに選ばれたが、ベッカムの成績はフルシーズンを戦った6年で最も低い部類だった。レシーブは74回、1,035ヤードでタッチダウンは4回。これでも立派な成績ではあるが、定評ある“OBJ”としては物足りない。
HCがステファンスキーに変わり、ベッカムは自分とランドリーでディッグス、シーレンコンビの再現、あるいはそれを上回る活躍を思い描いている。
「その予定だ」とシーレン、ディッグスを目指すことについてベッカムは述べた。「それに、そういうゲームプランであることを願っている」
ステファンスキーはベッカムにとって4シーズンで4人目のHCだ。
これまでの6シーズン中、けがで短縮された2017年を除いた5シーズンで年間1,000ヤード越えを達成しているベッカムは、この世界の変化の多さには慣れている。
「今年は俺にとって7年目になるけど、選手の代わりはいくらでもいるし、コーチやスタッフもどんどん入れ替わる。違うとしたら、たまたまそうじゃない場所にいたってだけだ」とベッカムは述べた。「でも今まで俺のいたチームの中には、残念ながらあんまり強くないところもあったから、再建が必要だったんだ」
同様の将来性を期待された2019年のブラウンズだったが、結局はその“あまり強くない”チームの1つに終わり、フレディ・キッチンズはレギュラーシーズン最終日にHCを解任されてしまった。
またも変化への対応を強いられるOBJだが、展望は変わらないという。
「俺はいつも楽観的だし、物事の明るい面を見ている」と彼は述べた。「俺たちにとって最高のシーズンになることを願っているよ。去年は本当に惜しかった。でも、そのあと少しが遠かった。そこまで行くと、10勝6敗から6勝10敗もあっという間さ。本当にわずかな差の勝負だ。つまり、俺たちに必要なのはほんのちょっとの調整だけ。俺はこのチャンスにワクワクしているし、始めるのを楽しみにしている」
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