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バッカニアーズがトレードアップでOLトリスタン・ワーフスを獲得

2020年04月24日(金) 11:38

タンパベイ・バッカニアーズからドラフト指名を受けたアイオワ大学のトリスタン・ワーフス【NFL via AP】

タンパベイ・バッカニアーズが2020年NFLドラフトで全体13位にトレードアップし、アイオワ大学のオフェンシブタックル(OT)トリスタン・ワーフスを指名した。1巡目でのドラフト内トレードはこれが初めてだった。バッカニアーズが上げたポジションは1つだけであり、全体14位と117位(4巡目)の指名権をサンフランシスコ・49ersに送って全体13位と245位(7巡目)指名権を得ている。

ワーフスは傑出したレフトタックルであり、バッカニアーズがフリーエージェンシー(FA)で契約した殿堂級のクオーターバック(QB)トム・ブレイディの前ですぐさまパスプロテクションを改善することを期待されている。ワーフスの選択はそのドラフトバリューに沿うものであり、『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアはトップ150にリストアップされていた選手たちからワーフスを全体13位に位置づけていた。

ワーフスは体重約145kgの選手とは信じられないような数字をNFLスカウティングコンバインで記録。40ヤード走で4.85秒をマークしたワーフスはオフェンシブラインマン(OL)の中で最速であり、垂直跳び36.5インチ(約92cm)は近代のコンバインにおけるOTの記録となっている。また、幅跳びでは10フィート1インチ(約307cm)を跳んだ。

バッカニアーズの後に順番が回ってきた49ersは南カリフォルニア大学のディフェンシブタックル(DT)ジェイボン・キンロウを指名し、すでにNFLでトップクラスとされるディフェンシブラインに新たな武器を加えた。

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