コーチではなくQBブレイディこそ“ペイトリオッツ流”だったとWRアメンドーラ
2021年02月02日(火) 09:50
20年にわたって、クオーターバック(QB)トム・ブレイディとヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックは共に支配体制を保ってきた。“Patriot Way(ペイトリオッツ流)”は敵地を焼き払い、近代スポーツでも最も偉大な王朝を築いたのだ。
2人が別々の道を歩み始めた2020年シーズンは、ニューイングランド・ペイトリオッツの成功により大きな役割を果たしたのはブレイディとベリチックHCのいずれなのかが分かる年だと見られていた。
このラウンドの勝者は明らかだ。ブレイディはタンパベイ・バッカニアーズをスーパーボウルの舞台に導き、ペイトリオッツは苦戦してプレーオフを逃した。ペイトリオッツのパフォーマンスが振るわなかった理由は、QBのプレーをはじめとしていくつもある。しかし、TB12が自分のチームをロンバルディトロフィの目前まで連れて行ったという事実に、問題が大きく表れている。
外部からは“ペイトリオッツ流”がどれだけ苛烈に見えたかを考えれば、ペイトリオッツがかつてブレイディが舵取りしていたときのような場所になり得るかは疑問の生じるところだ。
かつてペイトリオッツのレシーバーだったダニー・アメンドーラが現地1日(月)に『FS1』の“First Things First(ファースト・シングス・ファースト)”に出演し、ペイトリオッツの成功の主たる理由だったのはTB12ではないかという考えを示した。
「辞書で“ペイトリオッツ流”の項目を見れば、その横にはトム・ブレイディの名前が書かれているだろうね。コーチがパスを投げるわけじゃないし、コーチがキャッチするわけでもない。コーチがタックルするわけじゃない。彼らは選手を正しいポジションに置く。なぜなら、彼らは映像をたくさんチェックして、チーム施設でその時間のすべてを費やしているからだ」
「トム・ブレイディが“ペイトリオッツ流”なんだ。そして、それがトム・ブレイディが今スーパーボウルにいて、ペイトリオッツがそうじゃない理由だ」とアメンドーラは話している。
アメンドーラが2018年にペイトリオッツを離れる際、もう戻りようのない状況を作っていたことは指摘しておくべきだろう。また、アメンドーラはチームを離脱して以来、ベリチックHCが管理する雰囲気を手厳しく批判していた。したがって、アメンドーラがブレイディを支持するのは驚くようなことではない。
それでも、ブレイディはベリチックHCなしで初めてのスーパーボウルに出場しようとしている。誰がペイトリオッツの成功を招いていたかは、今週に熱い話題になるだろう。
【A】