予想されていたことが現実となった。アトランタがコーダレル・パターソンの新しいホームだ。

最高のリターンマンと評されるパターソンと1年契約を結んだことをアトランタ・ファルコンズが現地15日（木）に発表した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロは状況を知る人物の話を元に、契約額は300万ドル（約3億3,000万円）だと伝えている。

3月に30歳になったパターソンは水曜日にファルコンズを訪問。その結果、シカゴで2シーズンを過ごしたパターソンがジョージア州に移ることになった。キャリア9年目を迎えるパターソンにとって、アトランタはNFLで5つ目の拠点になる。パターソンはそのキャリアの中でキックリターンタッチダウンを8回決め、2年連続でプロボウルに選出された。

オールプロのファーストチームに4度選ばれたリターンマンの活躍は、もちろんそれだけにとどまらない。パターソンはレシーバーやランニングバック（RB）としての経験も豊富な、ガジェット的スタイルが持ち味の選手であり、新ヘッドコーチ（HC）アーサー・スミスが率いるファルコンズのオフェンス陣に予測できない要素をもたらすだろう。

それを考慮しなくても、パターソンはキックオフで相手チームにとっての脅威になる。チームにとってパターソンの加入はすぐに効力を発揮するアップグレードだ。ファルコンズは2017年にアンドレ・ロバーツが超えて以来、キックリターンヤードが700を超えたことがない。パターソンは過去2年にリーグトップのキックリターンヤードを記録しており、この期間に1,842ヤードとタッチダウン2回をマークした。

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