TEグロンコウスキーがギネス世界記録、地上183mからのパスをキャッチ
2021年04月25日(日) 22:17
ロブ・グロンコウスキーは記録と無縁の男ではない。彼はタイトエンド(TE)が1シーズンに記録した最多タッチダウン記録(2011年の17回)を持っている。長年コンビを組んでいるトム・ブレイディは、NFL史上誰よりも多くのスーパーボウルタイトル(7回)を獲得している。グロンク・パーティー・シップ(1回)などというものを開催できるのは後にも先にも彼しかいない。
つまり、このタンパベイ・バッカニアーズのTEが今週末、ツーソンのコミュニティーが当分忘れられないような新たな記録を達成しようとも、驚きではないわけだ。
現地24日(土)に開かれた母校アリゾナ大学のフットボール・スプリングゲームを前に、グロンコウスキーは地上600フィート(約183m)でホバリングするヘリコプターから落とされたパスをキャッチしてギネス世界記録を打ち立てた。
.@RobGronkowski returns in style for his last catch in Arizona Stadium! @CoachJeddFisch @GWR #BearDown #ItsPersonal pic.twitter.com/7jqCqyL9lg
— Arizona Football (@ArizonaFBall) April 24, 2021
パッドと懐かしい背番号48のワイルドキャッツジャージーを身につけたグロンコウスキーは最初の2回の挑戦をファンブルしてしまったが、3回目に見事成功。定番のグロンク・スパイクを披露し、アリゾナのロースター陣に囲まれて歓喜の雄たけびを上げた。
「フィールドに出るたび、次のレベルへとステップアップするんだ、いいな!」とグロンコウスキーはチームに言い聞かせた。「俺は今、このレベルに到達したぜ!」
世界記録となったこの日のキャッチは、彼が第55回スーパーボウルでレシーブ6回、67ヤード、タッチダウン2回を獲得して以来のプレーであり、キャリア初の200ヤード超パフォーマンスということになる。
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