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カウボーイズWRターピンがマリファナ所持と武器の不法携帯で逮捕

2025年07月07日(月) 13:36

ダラス・カウボーイズのケボンタエ・ターピン【AP Photo/Terrance Williams】

オールプロのリターナーに選ばれたこともあるダラス・カウボーイズのワイドレシーバー(WR)ケボンタエ・ターピンが、マリファナの所持および武器の不法携帯による軽犯罪の容疑で逮捕されたと、当局が現地6日(日)に発表した。

28歳のターピンは土曜日にダラス郊外のアレンで逮捕され、現在は保釈中。弁護士がついているという記録はない。また、チームはこの件についてのコメントを控えている。

テキサスクリスチャン大学(TCU)でスター選手として活躍したターピンは、今シーズンでカウボーイズ在籍4年目を迎え、最近3年総額1,800万ドル(約26億622万円)の契約を結んだばかりだ。

2018年にターピンは2度目となる家庭内暴力が発覚し、TCUのチームから追放された。ニューメキシコ州で起きたその事件の前には、フォートワースにあるキャンパス外アパートでも交際相手とトラブルを起こしており、いずれの事件も同じ女性が関係していた。

カウボーイズは2022年にターピンと契約を結んだ。当時のターピンはUSFL(ユナイテッド・ステイツ・フットボール・リーグ)でプレーしており、それ以前にも複数の独立系フットボールリーグでキャリアを積んでいた。

ターピンは2022年のプレシーズンゲームでパントリターンとキックオフリターンの両方でタッチダウンを決め、チーム内でのポジションを確保した。NFLでの最初の2シーズンはリーグ屈指のリターナーとして活躍したが、その後のレギュラーシーズンではタッチダウンを記録できずにいたところ、オールプロに選出された2024年シーズンにパントリターンとキックオフリターンの両方でタッチダウンを決めている。

ターピンはリターナーとしてだけでなく、レシーバーとしての役割も拡大しており、今季からオフェンスのプレーコールを担当するブライアン・ショッテンハイマー新ヘッドコーチ(HC)は、俊足かつ小柄なターピンを今後の攻撃スキームでこれまで以上に活用していく方針を示している。

昨シーズンのターピンは、キャリア最多となる31回のレシーブで420ヤードを獲得し、2つのタッチダウンを記録。2023年にはレシーブでタッチダウン3回、ランでもタッチダウン1回を挙げている。

【R】