WRアマリ・ロジャース獲得のためトレードアップしたパッカーズ、ロジャースコンビ誕生なるか?
2021年05月01日(土) 14:01
2021年、アーロン・ロジャースはもう1人のA.ロジャースにボールを投げることになる。
グリーンベイ・パッカーズは現地30日(金)に行われたNFLドラフト2日目、全体85位でクレムソン大学のワイドレシーバー(WR)アマリ・ロジャースを指名。レシーバーのロジャースを獲得するため、パッカーズは全体92位と135位の指名権をテネシー・タイタンズにトレードしている。
クレムソン大学で過ごした4シーズンで、アマリ・ロジャースは181回のキャッチで2,144ヤード、15タッチダウンを記録。
パッカーズのジェネラルマネジャー(GM)を務めるブライアン・ギュートカンストは『ESPN』に「チームと施設にいる者、全員がアマリの加入に興奮してくれていることを願っている。数年前から望んでいたことであり、インサイドでプレーでき、キックリターンも可能な選手だ」と語ったという。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアはアマリ・ロジャースとランドール・コブを比較。アマリ・ロジャースがコブのような選手に近づくことができれば、パッカーズにとっては3巡目の指名で掘り出し物を当てたことになる。コブが移籍して以降、パッカーズはロジャースとコブに代わるコンビを手に入れられていない。
長年にわたりリチャード・ロジャースにパスを放ってきたアーロン・ロジャースが、次はアマリ・ロジャースとともにプレーすることになる。もちろん、パッカーズがMVPプレーヤーでもあるロジャースをトレードに出さないことが大前提の話だ。
アマリ・ロジャースは現在、エースクオーターバックのアーロン・ロジャースを取り巻くうわさについて「認識している」と明かし、「もちろん、MVPを獲得していずれ殿堂入りを果たす人からパスを受けてみたい」とコメントした。
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