バッカニアーズがWRジャクソンを故障者リストに登録
2016年10月19日(水) 14:16
ケガ人の多発するタンパベイ・バッカニアーズ攻撃陣にまた1人の脱落者が出た。
バッカニアーズは現地18日(火)、カロライナ・パンサーズに勝利した第5週で膝十字靭帯(じんたい/ACL)を負傷したワイドレシーバー(WR)のビンセント・ジャクソンを故障者リストに登録した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは医療的措置が必要になるとは思わなかったジャクソンは負傷しながらもパンサーズ戦でプレーし続けたが、試合終了後には違和感があったと伝えた。この試合で3キャッチ、36ヤードをマークしたジャクソンはタンパベイでの5年目のシーズンを15キャッチ、173ヤードで終了することとなる。
チームによる声明文を通してジャクソンは「個人的にも非常に残念なことだ。今シーズンはかなり調子が良く、チームとして成功を収めることができると思っていた。いつも大切だと思うのは、チームメイトとフィールドに出て、どんな形であれチームに貢献すること。長期間チームを離れることになってしまうが、できるだけ早くリハビリをスタートさせることに集中し、自分のできる範囲でチームメイトをサポートする方法を見つけていきたい」と語った。
攻撃コーディネーター(OC)ダーク・コッターの攻撃陣はすでにランニングバック(RB)のダグ・マーティンとチャールズ・シムズ、さらにはWRセシル・ショーツをも欠いている。特にショーツの負傷離脱は2年目のクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンのスランプやバッカニアーズ攻撃陣停滞の主な要因でもある。ウィンストンが4番目に気に入るWRジャクソンの離脱がチームの今シーズンに与える影響はさほど大きくはないとはいえ、不調のバッカニアーズの助けには決してならないだろう。