「RBブッカーにさらなるチャンスを」とブロンコスHCキュービアック
2016年10月19日(水) 14:01
デンバー・ブロンコスのバックフィールドの様相が変化する。
現地17日(月)、ヘッドコーチ(HC)ゲイリー・キュービアックはチームが施設に戻るや否や、『ESPN』に対して新人ランニングバック(RB)のデボンティー・ブッカーに関し、「彼にはもっとボールに触れる機械を与えなくてはならない。良い能力を持っている」と語った。
クオーターバック(QB)の状態が芳しくない中、ブロンコスは地上戦で勝負したい思惑もある。しかしながら、エースRBのC.J.アンダーソンはここ4試合で精彩を欠く内容。開幕から2試合を通し、40回のアテンプトで166ヤード。アンダーソンはここ4試合ランで50ヤード以上を稼いだ試合はなく、それらの試合では54キャリー、164ヤード、1キャリー平均3.03ヤードであった。
ブッカーがボールを手にすることができたのはほんの数回で、今シーズンは161ヤード、34キャリーだが、キュービアックに強くその存在感を印象付けたのは木曜日に行われたサンディエゴ・チャージャースとの敗戦試合。ブッカーはこの日わずか5キャリーで46ヤードというパフォーマンスだった。
キュービアックはブッカーを「彼がチャンスを得たら、必ずそれをものにしてくれる。若い選手ゆえ、できる限りのケアをしっかりしてやり、ブッカーには最大限の力を発揮させたい。ブッカーは自身をうまく扱えるようにもなってきた。彼にはもっとボールに触れる機会を増やしてやるべきだと思う。チャンスを得た彼はこれまで、見事な活躍を見せてくれている」と称賛。
数少ないチャンスの中、ブッカーは広い視野、素早くも巧みなカット、軽快な動きを見せつけてきた。
HCキュービアックはこの先、この新人RBブッカーがチームに何をもたらしてくれるのか非常に楽しみにしているようだ。