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【2016年第6週】チャージャースがホームで今季2勝目!

2016年10月14日(金) 13:22


ボールを持って走るサンディエゴ・チャージャースQBフィリップ・リバース【AP Photo/Denis Poroy】

現地13日(木)、第6週のサーズデイナイトフットボールが行われ、デンバー・ブロンコスが敵地でサンディエゴ・チャージャースと対決。ここのところ3連敗していたチャージャースがディビジョンライバルとの一戦に21対13で勝利し、今シーズン2勝目を挙げている。

試合最初のドライブからチャージャースはベテランクオーターバック(QB)フィリップ・リバースがテンポの良いパスを連続で通して敵陣に攻め込み、最後は新人タイトエンド(TE)のハンター・ヘンリーに5ヤードパスをつないで先制。一方のブロンコス攻撃陣は、第4週のタンパベイ・バッカニアーズ戦で左肩を負傷していたQBトレバー・シーミアンが復帰を果たすも、勢いに乗ることができず、チャージャース守備陣を相手に苦戦。

チャージャースは第2クオーターにもフィールドゴールで追加点。しかし、その後、チャージャースのワイドレシーバー(WR)トラビス・ベンジャミンがパントリターンの際にボールに触ってしまいファンブル、自陣11ヤード地点でボールをブロンコスにリカバーされるも、チャージャース守備陣が徹底したランディフェンスを見せてタッチダウンを許さず、ダメージをフィールドゴールだけに抑えた。そのままチャージャースが10対3とリードして前半は終了。

後半に入ってもチャージャース守備陣は新人ディフェンシブエンド(DE)ジョーイ・ボサを中心にシーミアンにプレッシャーを与え続け、ブロンコスに反撃のチャンスを与えない。ブロンコスはWRジョーダン・テイラーのファンブルなどでリズムに乗れず、その後もチャージャースに3度フィールドゴールを決められるなどして19対3とリードを広げられ、第3クオーターを終える。

今季は試合終盤の逆転負けを繰り返しているチャージャース。この試合でも第4クオーターに入り、ブロンコスにタッチダウンを許して反撃に遭う。直後のドライブでもリバースがサックされ、ブロンコス守備陣が勢いそのままオフェンスにバトンタッチ。簡単に敵陣20ヤード地点まで攻め込み、シーミアンからランニングバック(RB)C.J.アンダーソンへの20ヤードパスでタッチダウンを決めたかと思われたブロンコスだったが、ペナルティでタッチダウンは取り消しに。その後はWRデマリウス・トーマスがファンブルし、スコアのチャンスを棒に振ってしまう。チャージャースのラン攻撃をしっかり止めたブロンコスはその後、フィールドゴールを決めて点差を縮めた。

ディフェンスが奮闘し、なんとかリードにしがみついたチャージャースだったが、試合時間27秒を残してオンサイドキックをブロンコスにリカバーされ、試合を同点にするチャンスを与えてしまうが、ディフェンスが懸命に踏ん張ってスコアを許さず試合を終えた。

チャージャースQBリバースはパス29回中18回成功、178ヤード、1タッチダウンをマーク。また、この試合でリバースは殿堂入りを果たしている元チャージャースQBダン・ファウツの持つ球団パスヤード記録を塗り替えた。

対するブロンコスQBシーミアンはパス50回中30回成功、230ヤード、1タッチダウンの活躍。エースWRのエマニュエル・サンダースはレシーブ4回、40ヤードで試合を終えている。