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タイタンズがブラベルHC、ロビンソンGMと契約延長

2022年02月09日(水) 10:10

テネシー・タイタンズのヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベル【AP Photo/Steven Senne】

テネシー・タイタンズが2人の優秀なリーダーとの契約を延長している。

タイタンズがジェネラルマネジャー(GM)ジョン・ロビンソンとヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルの契約を延長したことを現地8日(火)に発表した。また、タイタンズはヒューストン・テキサンズのアシスタントだった2人をスタッフに迎えている。ティム・ケリーがパスゲームコーディネーター、ボビー・キングがインサイドラインバッカーコーチに任命された。

タイタンズのオーナーであるエイミー・アダムス・ストランクはチームが発行した声明の中で「ジョンとマイクがこれからも私たちのフットボールチームを導いていくことを、誇らしく思っています」と述べた。

「彼らの指揮下でチームが毎年良くなっていくのを見てきましたし、彼らの唯一の目標はファンにチャンピオンシップを届けることだと私は知っています。彼らはこの組織の中に、共に一つの文化を発展させてきました。その文化が私たちの成功に不可欠でした。彼らの価値観は私の価値観や私がタイタンズに望むものと合致しています。彼らは自分自身や他の人々に優秀さを求め、共に働き、常に改善に向けて努力し、選手とスタッフに深く思いを寄せています」

そういった卓越性の追求が、2021年にその価値を証明した。タイタンズはシーズンの半分で最も重要な選手の一人――ランニングバック(RB)デリック・ヘンリー――を失いながらも、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の第1シードとしてポストシーズンにコマを進めている。ただ、あり得ないと思われていたトップシードとしての旅は、1試合で終わってしまった。後にカンファレンス王者となるシンシナティ・ベンガルズとのディビジョナルラウンド戦を、19対16で落としたのだ。

タイタンズファンにとって、衝撃的かつ落胆の結果だった。タイタンズのパフォーマンスは、ロンバルディトロフィー獲得の夢をファンに見せるほどだったのだ。ホームでのつらい敗戦は、未来に向けた闘志を駆り立てた。

主力を欠いて苦しみながらもポストシーズン進出の野望を遂げた攻撃陣に、2022年には健康な状態を取り戻したヘンリーが帰ってくるだろう。ワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウンもヘンリーに匹敵する価値を持っていることを証明し、攻撃陣がマジックを取り戻すのに一役買った。

ブラウン、ヘンリー、そしてWRフリオ・ジョーンズとクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルは、プレーオフゲームで勝てるだけのポイントを稼ぐことができなかった。しかし、3年連続でポストシーズンに進出(2019年のAFCチャンピオンシップゲーム出場を含む)した今、タイタンズはAFCのトップコンテンダーとしての座を確かなものとしている。成果を上げてきたロビンソンとブラベルのコンビを変える気は、今のタイタンズにはない。フランチャイズが望むのは、ただその成功がディビジョナルラウンド以降につながっていくことだけだ。

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