2年目のQBフィールズの“大躍進”を期待するベアーズHCエバーフラス
2022年03月31日(木) 17:07
シカゴ・ベアーズの新ヘッドコーチ(HC)マット・エバーフラスはダイナミックなクオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズが2年目に大きな飛躍を遂げると期待している。
『NBC Sports Chicago(NBCスポーツ・シカゴ)』によれば、エバーフラスHCは現地29日(火)に「彼の2年目の成長は大飛躍になるはずだ。そうなる。それがわれわれの求めているものだ」と話したという。
フィールズはルーキーシーズンにプレーメーキング能力の片りんを見せており、シカゴが数十年にわたって探してきた長期的な答えになる可能性を示した。しかし、大きく苦戦している部分もある。
以前のコーチングスタッフはフィールズがうまくやっていることにゲームプランを合わせることがほとんどなく、ルーキーが輝くために十分なサポートを行ってこなかった。
ジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポール率いるベアーズの新首脳陣は、クオーターバックについては置かれた状況を和らげようと試み、最小限のアップグレードのみ行っている。ベアーズはワイドレシーバー(WR)バイロン・プリングルやセンター(C)ルーカス・パトリックと契約。先発オフェンシブラインマン(OL)としてライアン・ベイツにもオファーシートを提示していたものの、バッファロー・ビルズがこれにマッチしたため、ブロッキングのアップグレードについては大きな打撃を受けた。
キャップスペースに余裕がないベアーズは、フィールズの周囲を強化するために大きな動きには出ていない。ドラフト同期のQBトレバー・ローレンスのためにジャクソンビル・ジャガーズが行ったものと同じというわけにはいかなかった。
才能面での大幅な強化がない状態で、ベアーズはフィールズの2年目の進化を頼みにしている。それはゲームをどう処理するかという部分での、個人的な成長だ。
「われわれはより優れたテクニック、優れた基礎、優れた意思決定、優れたタイミング、そしてすべてを求めている」とエバーフラスHCは語った。
「彼はそのすべてを搭載している。彼は自分のいる場所にエキサイトしており、懸命に取り組んでいる。1年目から2年目への飛躍、それがわれわれの望むことだ」
2022年にフィールズがルーキー時代よりリードのスピードを速めることができれば、そのことによってベアーズの攻撃陣は即座に改善され、フィールズの2年目の飛躍を助けることだろう。
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