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レイブンズ元DLコーチ、ブルックス逝去

2016年09月18日(日) 03:47


食道がんにより天に召された元DLコーチのクラレンス・ブルックス【AP Photo/Rob Carr】

現地17日(土)、ボルティモア・レイブンズから訃報が届けられた。

チームは食道がんを患っていたディフェンシブアシスタントのクラレンス・ブルックスが永眠したと発表。享年65。

ブルックスのがんが判明したのは昨年12月。当時、「これまで経験したことの中で最も厳しい」と語っていた。長いキャリアにおいて初めて試合を休まざるを得なかったブルックスはその後、ディフェンシブラインコーチ(DLコーチ)の職を離れている。

ブルックスがレイブンズ入りしたのは2005年、前ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ビリック時代のこと。以来、11年間に渡ってレイブンズのディフェンシブラインをコーチしてきた。ハロティ・ナータ(現デトロイト・ライオンズ)を育て、スーパーボウル優勝を遂げた2012年にはレイブンズのディフェンシブラインをまとめ上げた。

HCジョン・ハーボーはブルックスがこれまで出会った中で最も優れたDLコーチだったと称えている。

ブルックスには妻ジャスタさんと2人の子供、2人の孫がいる。