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【2016年第5週】マリオタが4TDの大活躍でタイタンズが敵地で白星

2016年10月10日(月) 06:10

ボールを持って走るテネシー・タイタンズQBマーカス・マリオタ【AP Photo/Joel Auerbach】

現地9日(日)、敵地ハードロック・スタジアムに乗り込んだテネシー・タイタンズが30対17でマイアミ・ドルフィンズを下した。クオーターバック(QB)マーカス・マリオタが自らの足でゴールラインを割ったほか、29回中20回のパスを成功させて163ヤードをマーク、3タッチダウンの好パフォーマンスでタイタンズの勝利に貢献している。

ドルフィンズのQBライアン・タネヒルとオフェンス陣は第5週を迎えてなお精彩を欠いたが、第2クオーターでは新人ワイドレシーバー(WR)ジャキーム・グラントが74ヤードのパントリターンでタッチダウンを決める大活躍で気を吐いた。さらに、タネヒルのパスを受けたランニングバック(RB)デイミエン・ウィリアムスが55ヤードを走り、これがRBジェイ・アジャイのタッチダウンへとつながり、同点に持ち込んでいる。しかし、第2クオーター終了間際にタイタンズのマリオタがタイトエンド(TE)デラニー・ウォーカーへのショートミドルパスを通してタイタンズが突き放し、7点のリードを持って前半を折り返した。

後半に入って先に追加点を挙げたのはKライアン・サコップがフィールドゴールを獲得したタイタンズ。ドルフィンズもKアンドリュー・フランクスのフィールドゴールで一矢報いるも、最後の第4クオーターでマリオタからWRリシャード・マシューズに4ヤードのタッチダウンパスが通ってさらに引き離され、以降は得点できずに試合終了を迎えた。

過去2試合で3回のインターセプトを食らい、タッチダウンなしの負け続きだったタイタンズにとってマリオタが復調の兆しを見せたことは朗報だろう。マリオタはドルフィンズ戦を0インターセプトで終え、7回のランで60ヤードも稼いでいる。

第2クオーターでは観客からブーイングを浴びたドルフィンズのタネヒルはパス18回中12回成功、191ヤード、0タッチダウン、2インターセプトだった。

タイタンズはこれで2勝3敗、ドルフィンズは1勝4敗となった。