ジャイアンツ新人LBティボドーがベンガルズ戦でMCL捻挫
2022年08月23日(火) 12:13ニューヨーク・ジャイアンツからドラフト1巡目指名を受けた新人ラインバッカー(LB)ケイヴォン・ティボドーは現地21日(日)に行われたプレシーズンゲームのシンシナティ・ベンガルズ戦で負傷したが、重傷を回避している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがケガの状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、MRI検査の結果、ティボドーはMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を捻挫したものの、ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)は損傷を受けていないことが判明したという。
回復までには3週間程度かかると見られており、ティボドーがシーズン第1週か第2週にデビューを果たせる可能性はまだ残されていると、ラポポートはつけ加えている。
ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールはティボドーの診断結果を発表する際に“日ごとに”様子を見ていくと明かした一方で、復帰時期については予想を立てなかった。
「幸運を祈っている。彼のリハビリがうまくいけばいいと思っている」とダボールHCはコメントしている。
ティボドーがプレシーズンゲームの序盤で、恐ろしいが合法的な低い位置でのヒットを受けた後、重傷は回避したのではないかという楽観的な見方がされていたが、今回の診断はそれを裏付けるものとなっている。
ティボドーの右膝はベンガルズのタイトエンド(TE)タデウス・モスにブロックされたときに内側に曲がった。ティボドーは痛みで芝生に倒れた後、トレーナーに付き添われながらも自力でフィールドを出てメディカルテントに向かい、最終的にロッカールームへと戻っている。
負傷して途中離脱する前、先発を務めたティボドーは15回のスナップに参加してタックル1回をマークした。ティボドーにとってはこれが今年最後のプレシーズンアクションとなっただろう。
ダボールHCは月曜日、ドラフト6巡目で指名した新人LBダリアン・ビーバーズが日曜日の試合でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したため、シーズン終了になることも発表している。
【RA】