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ビルズ戦後に背部と足首に痛みを抱えるドルフィンズQBタゴヴァイロア

2022年09月27日(火) 11:00

マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Julio Cortez】

マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアは現地25日(日)に実施された試合を、ハーフタイムにさらに少しの時間を加えた間だけ離脱した。しかし、この試合の影響は月曜日になっても続いている。

タゴヴァイロアは背部と足首の痛みを抱えているとドルフィンズのヘッドコーチ(HC)であるマイク・マクダニエルが月曜日に報道陣に語った。とは言え、その痛みは4クオーターにおよぶフィジカルなフットボールにありがちな腫れやあざの範囲を超えるものではないという。それでも、ドルフィンズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のディフェンディングチャンピオンであるシンシナティ・ベンガルズとの、通常より準備期間の短いサーズデーナイト戦を前に、タゴヴァイロアの様子を注意深く見守っている。

『Pro Football Network(プロフットボール・ネットワーク)』のアダム・ビーズリーによれば、マクダニエルHCは報道陣に「何も保証はしないが、試合後の腫れやあざの範囲を超えるものではなかった。私の水晶玉で未来を覗いてみても、今は壊れているようだね」と話したという。

タゴヴァイロアはドルフィンズが21対19でバッファロー・ビルズを制した試合中に、激しい接触を受けてハードロック・スラジアムのターフに倒れ、頭を打っていた。立ち上がったタゴヴァイロアは数歩踏み出して、よろめいている。試合の場を離れたタゴヴァイロアは、脳しんとうの可能性について診断を受けていた。

しかしながら、タゴヴァイロアは脳しんとうプロトコルをクリアしたことからゲームに復帰し、AFC東地区のライバルを相手にドルフィンズをスリリンスな勝利へと導いている。

タゴヴァイロアは試合後に背中が“こわばった”ためにフィールド上でよろめいたと話している。

NFLPA(NFL選手会)は脳しんとうの可能性についての評価を完了した際のタゴヴァイロアへの対処のあり方について調査を開始。マクダニエルHCは月曜日にこの調査への支持を示し、タゴヴァイロアが試合に戻る前のコンディションについてなぜこれほど懸念されるかについては理解している旨を表明した。

「これこそまさにプロトコルが置かれている理由だと思う」と言うマクダニエルHCはさらに、「私も多くの人々と同じだったと思う。あの場面を見て、一つのことを思ったはずだ」と続けている。

マクダニエルHCはタゴヴァイロアが問題は頭部ではなく背部だと主張したことが試合への復帰につながったと話した。

「最初から分かっていたことだが、彼はチームをこの勝利へ導かないという考えに満足していなかった。彼のチームメイトたちは、われわれが見ることができなかったバージョンを見ている」とマクダニエルHCはコメントしている。

今のところ無敗でここまで来ているドルフィンズは、木曜日の試合でもタゴヴァイロアがプレーできることを望んでいるだろう。ドルフィンズはこれまでにニューイングランド・ペイトリオッツ、ボルティモア・レイブンズ、ビルズを下している。

まだ始まったばかりの今季に2度目のロードとなる試合でQBジョー・バロウ率いるベンガルズと相まみえるドルフィンズにとって、次の試合も決して楽なものにはならないだろう。

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