ミネソタ・バイキングスがドラフト1巡目で指名した新人セーフティ（S）ルイス・シネが手術を受けるためにロンドンにとどまることになった。シネは現地2日（日）に28対25で勝利したニューオーリンズ・セインツ戦で恐ろしいケガに見舞われている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが月曜日、シネが下腿を複雑骨折したと報じた。

バイキングスは声明で、火曜日の手術後もトレーニングスタッフの1人がシネと共にロンドンにとどまると明かしており、次のように述べている。

「昨日の試合で負傷したルイス・シネは即座に地元の病院に搬送され、明日10月4日（火）に予定されている手術に先立って準備処置を受けて成功した。ルイスは手術後もロンドンにとどまり、初期回復プロセスを続けた後、適切な時期にミネソタに戻る予定だ。また、バイキングスの医療スタッフ1名も、ルイスが帰国するまでロンドンに滞在することになっている。ヘッドコーチ（HC）ケビン・オコンネルおよびバイキングスの組織のメンバーは、ルイスと常に連絡を取り合っており、ルイスは元気な様子を見せている」

オコンネルHCは月曜日に臨んだ記者会見でケガの内容を正式に発表しており、シネが病院に運ばれてから話をすることができたとつけ加えた。

『St. Paul Pioneer Press（セント・ポール・パイオニア・プレス）』によると、オコンネルHCは「この処置がどのように行われるのか、とても期待している」と述べたという。

シネはセインツ戦の第1クオーターで足に重傷を負い、足をエアキャストで固定した状態でカートに乗せられてフィールドから運び出されている。

ドラフト全体32位指名を受けたシネは今季、最初の3試合で主にスペシャルチームでプレーしていた。前回の試合ではバイキングスのパントリターン中にケガに見舞われた。

悲惨なケガから回復するまでの道のりは長いものの、手術を前にしてシネはとても元気な様子だとペリセロは伝えている。

【RA】