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足首負傷のジャイアンツQBダニエル・ジョーンズは日毎の経過観察

2022年10月04日(火) 11:32

ニューヨーク・ジャイアンツのダニエル・ジョーンズとセイクワン・バークリー【AP Photo/John Minchillo】

現地2日(日)にシカゴ・ベアーズを20対12で破ったニューヨーク・ジャイアンツに、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズに関するポジティブなニュースが届いた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に月曜日に伝えたところによれば、足首を負傷したジョーンズは日々の観察対象だと見なされているという。ジョーンズはさらなる検査を受ける予定だが、シーズン第5週にロンドンでグリーンベイ・パッカーズと戦える可能性はあるようだ。

「感触はいい」とジョーンズは試合後に話していた。

「ちょっと痛いけど、問題ない。トレーナーやドクターの話を聞いてからだけど、感触はいい」

ジョーンズは第3クオーターにサックを受けて左足首を負傷し、タイロッド・テイラーと交代した。しかしながら、テイラーが第4クオーターの半ばで脳しんとうを発症。これを受けてジョーンズが再び出場したものの、試合の残りの部分ではランニングバック(RB)セイクワン・バークリーが直接スナップを受ける機会も多かった。

「タイロッドが倒れたのを見たときに、次は俺だ、俺がクオーターバックだって思った」とバークリーは言う。

「何より、試合に戻ってきたD.J.を称えなきゃ。悪態はつけないな。知っての通り、あいつはタフさ。出ていってチームのために戦い切ったあいつにはリスペクトしかないし、彼がどういう人間なのか、どういう選手なのかを示している。状況を読むために、俺はできる限り努力した。多分そんなに難しくはなかったけど、正しい読みができたと思う。とにかく俺たちはボールを動かしてフィールドを進み、いくらかポイントが取れたし、守備陣は俺たちのために最高の仕事をしてくれた」

バークリーはベアーズ戦でキャリアハイのキャリー31回(146ラッシングヤード)を記録した。これはジャイアンツ内では2014年シーズン第3週にラシャード・ジェニングスが34回をマークして以来の数字だった。

ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)であるブライアン・ダボールは月曜日、今週はおそらく複数名のクオーターバックとワークアウトすると話している。そのうちの誰かと契約するかどうは、ジョーンズやテイラーの回復具合次第だろう。

「今日のダニエルは少し感触が良くなっている。どうなるか見てみよう」とダボールHCは話している。

シーズン第5週に向けて、ジョーンズがロンドンに移動するのに十分な回復を遂げ、パッカーズと対戦するという希望はある。テイラーが脳しんとうプロトコルをクリアできなかった場合、練習生のQBデイビス・ウェッブが昇格するだろう。

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