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「とにかく悪いスローだった」とカウボーイズ戦のミスを振り返るジャイアンツQBジョーンズ

2022年11月26日(土) 12:05


ニューヨーク・ジャイアンツのダニエル・ジョーンズ【NFL】

現地24日(木)午後、相次ぐ負傷に苦しむニューヨーク・ジャイアンツは試合前半こそダラス・カウボーイズと激しく競り合い、リードを得てハーフタイムを迎えたものの、残る2クオーターで勢いを失い、28対20でサンクスギビングデーの試合に敗北した。

後半、一つの重要なプレーがカウボーイズを勝利に近づけた。

14対13となった第3クオーター、ヘッドコーチ(HC)のブライアン・ダボールは自陣45ヤードからの第4ダウンで残り1ヤードの獲得を狙った。フラットで素晴らしいプレーコールによりセイクワン・バークリーがオープンになっていたものの、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズはバークリーの後ろへとボールを投げ、キャッチミスへとつながった。

ジョーンズは試合後、「あれはとにかく悪いスローだった。彼の前に出さなきゃいけないのに。最悪のボール。あんなミスはダメだ」と振り返った。

ボールの行方はひどいものであった。ジョーンズがバークリーにパスを通していれば、このプレーは大きなゲインになったかもしれない。しかしその代わりに、カウボーイズがリードを広げ、6回のプレーでビッグブルーの逆転という希望を潰した。

バークリーは「身をかがめてボールを確保しようとしたものの、うまくいかなかった。振り返ってみると、彼らは下がって得点していた。ヘッドコーチは第4ダウン残り1ヤードでの俺たちのプレーを信頼してくれていたのに、そこで決めることができなかった」と話している。

このプレーは攻守両方で鍵となる選手を欠くジャイアンツにとって、どれだけミスが許されないのかということを強調するものであった。

ジョーンズは35回中21回のパス成功で228ヤードを獲得し、最後に無意味なタッチダウンを決めたものの、それ以前にドライブを延長できる可能性のあった簡単なパスであまりに多くのミスを重ねてしまった。

木曜日の試合はダボールHCの最初のシーズンでジャイアンツが格上のチーム相手でも競り合えることを示すものだった。結果として地区ライバルに敗北だったとしても、将来的には良い兆候と言えよう。

ジョーンズはさらにこうコメントしている。

「厳しい敗北だった。ディビジョナルゲームで、ベストを尽くせなかったんだ。いつもがっかりさせられる。前も言ったけど、カウボーイズは素晴らしい。彼らは良いチームだ。でも、俺たちは試合に勝つために必要なことができなかった。それが差になったし、俺たち全員にとって悔しいことだ」

【AK】