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サンクスギビングデーで大敗からの復活を果たしたチームを“これ以上ないほど誇りに思う”バイキングスHCオコンネル

2022年11月26日(土) 16:42


ミネソタ・バイキングスのケビン・オコンネルHC【AP Photo/Michael Conroy】

ダラス・カウボーイズに打ちのめされた4日後、ミネソタ・バイキングスは大きく立ち直り、サンクスギビングデーの夜、ニューイングランド・ペイトリオッツに33対26の勝利を収めた。

バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは、40対3で負けた日曜日の苦い記憶を拭い去り勝利を得たことは、チームの性格の多くを語っていると話した。

オコンネルはチームの公式発表を通して「かなり落ち込んだ気持ちでいたが、チーム、コーチ陣に期待に応えようと呼びかけ、今夜は本当に良いフットボールチームになって、勝利を得ようという使命を4日間、持っていたんだ。私は自分のフットボールチームとスタッフ、そして組織として関係するすべてのものを、これ以上ないほど誇りに思う。本当に興奮し、幸せだ。このチームとそのロッカールームのヘッドコーチであることを、非常に感謝しているし、非常に幸運だと感じている」と話した。

日曜日に無策に見えたバイキングスであったが、木曜日には3つの部分がすべてうまく機能した。

ジャスティン・ジェファーソンはペイトリオッツの守備陣を翻弄し、キャッチ9回で139ヤードとタッチダウン1回を獲得。相手守備陣にとって手に負えない存在であることを証明した。カーク・カズンズは試合序盤のインターセプトから立ち直り、期待以上のプレーを見せた。以前は堅かったペイトリオッツの守備陣に対し81.1%のパス成功率で299ヤード、タッチダウン3回を記録した。バイキングスのオフェンシブラインは、左タックルを欠きながらもわずか1回のサックしか許さなかった。

守備陣は後半に力を発揮し、最後の2回のドライブでマック・ジョーンズをサックすることで逆転を許さなかった。

またスペシャルチームでは、キーン・ヌワングウーがキックリターンタッチダウンを決め、さらに勢いをつけた。

カズンズは「今夜の俺たちは良いフットボールチームだった。相手が強力で厳しい試合だったけどね。今シーズンの俺たちの戦いでユニークだったと思うのは、チームの要因だ。今夜はキックオフリターンが必要だったし、インターセプトやファンブルリカバリー、パスラッシュ、ランゲーム、パスゲームも必要だった。多くの貢献があったんだ。勝つためには、チーム全員の貢献が本当に必要不可欠なんだ。それが今シーズンのユニークなテーマで、チームとして勝つこと、そして3つの部分で力を発揮することが大事だと思う」とコメントした。

この勝利でバイキングスは9勝2敗となり、すでにNFC(ナショナル・フットボール・リーグ)北地区優勝の目前まで来ている。逆境からのこの勝利は、オコンネルのチームの気概を示すものであり、1月にも生きてくるだろう。

オコンネルは「人々が私たちにチャンスを与えていなかったり、または逆境が襲ったりしたときでも、チームにとって最高の部分が出てくると私は信じていて、チーム全体が一緒になるために組織の準備を進めることが私の目標だ。この目標は、今シーズン、フットボールチームとして成長していく上で、大いに役立つと思う」と述べた。

【AK】