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ケガの状況について明かしたレイブンズQBジャクソン、「100%の自分を見せられない」

2023年01月13日(金) 15:22


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【Kevin Sabitus via AP】

ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンが、自身の膝のケガについて現地12日(木)に明かした。

ジャクソンは長く続いていた膝に関する疑問について説明。ジャクソンは膝の問題の影響で、日曜日に実施されるシンシナティ・ベンガルズとのスーパーワイルドカード週末の対戦には出場できない見込みだ。

ジャクソンは『Twitter(ツイッター)』で、デンバー・ブロンコスと対戦したシーズン第13週に抱えたPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)の負傷は、グレード3との“境界線上にあるグレード2の捻挫“だと明かしている。また、膝の周辺に炎症も発生しており、それが不安定な状態だという。

ジャクソンはケガをして以来、練習に参加していない。復帰の希望はあるものの、今回のツイートではそれについて明確にされてはおらず、ポストシーズンに実際に復帰するのかについては分からない状況だ。

「活気はあるし、回復に向けて治療を続けている」とジャクソンはツイートし、こう続けている。

「何よりもチームメイトと一緒に出られたらと思っているけれど、仲間やファンたちに、100%の自分を見せられない。今もチャンスがあることを願っている」

ジャクソンは木曜日の練習に参加していなかったが、タイラー・ハントリーは参加していた。右肩と手首の負傷を抱えるハントリーは、木曜日のセッションでは制限付きとされている。健康状態に問題がなければ、ハントリーがシンシナティ・ベンガルズとの試合に先発するだろう。

そうでなければ、レイブンズがアンソニー・ブラウンを再び起用する可能性がある。ブラウンはアクティブロースター入りの契約を交わし、ベンガルズと戦ったシーズン第18週の試合に先発出場しパス44回中19回成功、286ヤード――その大部分はベンガルズが24対7でリードした後にもたらされたもの――とインターセプト2回を記録している。

ジャクソンは3月にフリーエージェントになる。レイブンズはラインバッカー(LB)ロクアン・スミスと5年の延長契約を結んでおり、もし必要であればジャクソンにフランチャイズタグを適用することができる。ジャクソンとレイブンズは長期契約の交渉を8月に一度打ち切り、以降の話し合いはオフシーズンに見送られた。

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