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足首負傷のドルフィンズWRヒルがジェッツ戦を欠場

2023年12月18日(月) 02:46


マイアミ・ドルフィンズのタイリーク・ヒル【NFL】

足首のケガがシーズンを通してタイリーク・ヒルを足止めする最初の要因となるだろう。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区のタイトルを狙うマイアミ・ドルフィンズのスターワイドレシーバー(WR)ヒルが今週の練習をすべて欠席したあと、ニューヨーク・ジェッツ戦に正式にインアクティブとして登録された。

ドルフィンズには少なくとも、つま先のケガを抱えながらもアクティブ登録された速さを誇るランニングバック(RB)デボン・エイチェーンがいるとはいえ、オフェンスの真のエンジンとしてはヒルの存在が大きい。

ヒルはシーズン第14週に衝撃の敗北を喫したテネシー・タイタンズ戦で負傷。プレーに参加できたのは34回と、ヒルの出番が制限されたこともあり、ドルフィンズのオペレーションは停滞した。

2008年シーズン以来となるAFC東地区優勝を目指すドルフィンズはAFC第1シードも視野に入っており、さらにはレシーブで2,000ヤード超えも狙える大事な時期にヒルの欠場が決まった。

今季、ヒルはトゥア・タゴヴァイロアのお気に入りのターゲットとして132回、レシーブは97回を記録し、1,542ヤード、12回のタッチダウンをマークしてオフェンスをリードしている。

ヒルに次ぐチーム2位の戦績を残しているのはジェイレン・ワドルだが、91回のターゲットを除けば、63回のキャッチと822ヤード、タッチダウン3回にとどまり、それ以外に30回以上、ターゲットになったパスキャッチャーはいない。

個人戦績で見ても、ヒルはリーグトップのペースでシーズン第15週を迎え、1シーズンにおける2,000レシーブヤード達成に近づいていたが、1試合を欠場することで記録の可能性は低くなっている。残り4週すべてに出場していれば、1試合平均118.6ヤードを稼ぐことで2,016ヤードに到達するはずだった。欠場が1回にとどまったとして、埋め合わせるのはかなり難しいだろう。

【C】