特集
プレーオフ - ダラス・カウボーイズ
2017年01月05日(木) 01:13ダラス・カウボーイズ
今季のカウボーイズを語る上で欠かせない存在なのがクオーターバック(QB)ダック・プレスコットとランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットの新人コンビの存在だ。
ミシシッピ州立大学出身のプレスコットは2016年ドラフト4巡目(全体135位)指名でカウボーイズに入団。プレシーズンに背中を負傷したエースQBトニー・ロモの代打として先発QBに抜てきされ、試合を重ねるごとに実力を上げる大躍進を遂げた。
相方のエリオットはオハイオ州立大学在籍中にカレッジフットボール王者に輝いており、ドラフト1巡目、全体4位指名で期待の新人としてカウボーイズに加わっている。
順応性と適応力の高さを生かして次々にチームを勝利へと導くプレスコットの活躍を受けて、カウボーイズはQB起用に贅沢ながらも大きな悩みを抱えた。ロモのケガが癒え、フィールドに戻れる状態になったときにはファンをはじめロモ復帰を望む声が多数あがったものの、チーム全体の勢いを重んじてプレスコットを起用し続けた。シーズン途中にはロモ本人が会見を開き、「プレーはしたい。でもチームの邪魔はしたくない」と心境を吐露。先発QBの座をプレスコットに譲った格好のロモはレギュラーシーズン最終戦になって初めて公式戦に出場し、変わらぬ腕前を見せている。
今季のカウボーイズは第1週と第14週に対決した同じNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区所属のライバル、ニューヨーク・ジャイアンツに2度敗れたほか、最終週にはフィラデルフィア・イーグルスに黒星を喫し、13勝3敗でレギュラーシーズンを終えている。
シーズン成績(NFL全体順位) | |
---|---|
オフェンス
| |
パス1試合平均獲得ヤード | 226.9ヤード(23位) |
ラン1試合平均獲得ヤード | 149.8ヤード(2位) |
フィールドゴール成功率 | 84.4%(18位タイ) |
ディフェンス
| |
パス1試合平均喪失ヤード | 260.4ヤード(26位) |
ラン1試合平均喪失ヤード | 83.5ヤード(1位) |
シーズン成績(NFL全体順位) | |
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オフェンス
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パス1試合平均獲得ヤード | 226.9ヤード(23位) |
ラン1試合平均獲得ヤード | 149.8ヤード(2位) |
フィールドゴール成功率 | 84.4%(18位タイ) |
ディフェンス
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パス1試合平均喪失ヤード | 260.4ヤード(26位) |
ラン1試合平均喪失ヤード | 83.5ヤード(1位) |
2016年シーズン成績
週 | 日付 | 結果 | 対戦相手 |
---|---|---|---|
1 | 09月12日(月) | ●19-20 | ジャイアンツ |
2 | 09月19日(月) | ○27-23 | @レッドスキンズ |
3 | 09月26日(月) | ○31-17 | ベアーズ |
4 | 10月03日(月) | ○24-17 | @49ers |
5 | 10月10日(月) | ○28-14 | ベンガルズ |
6 | 10月17日(月) | ○30-16 | @パッカーズ |
8 | 10月31日(月) | ○29-23 | イーグルス |
9 | 11月07日(月) | ○35-10 | @ブラウンズ |
10 | 11月14日(月) | ○35-30 | @スティーラーズ |
11 | 11月21日(月) | ○27-17 | レイブンズ |
12 | 11月25日(金) | ○31-26 | レッドスキンズ |
13 | 12月02日(金) | ○17-15 | @バイキングス |
14 | 12月12日(月) | ●7-10 | @ジャイアンツ |
15 | 12月19日(月) | ○26-20 | バッカニアーズ |
16 | 12月27日(火) | ○42-21 | ライオンズ |
17 | 01月02日(月) | ●13-27 | @イーグルス |