ニュース
チーフス、RBチャールズが今度は左膝を手術
2016年11月18日(金) 10:40
カンザスシティ・チーフスはまだ、ランニングバック(RB)ジャマール・チャールズがプレーオフまでに復帰することを期待しているが、ベテランの彼にまた新たな壁が立ちはだかった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地17日(木)、チャールズが月曜日に膝関節鏡視下手術を受けたと報じた。この情報源となったのはチーフスのトレーナーであるリック・バークホルダー。
今回の左膝手術は、前回チャールズが受けた右膝手術からわずか数週間しか経っていない。
故障者リスト入りしていたチャールズではあるが、レギュラーシーズンの最終戦、あるいは、ポストシーズンまでには指定復帰を受ける可能性があった。今回の手術により、今後のチャールズに関してはより不透明になったと言える。
昨年の膝十字靭帯断裂(ひざじゅうじじんたい)から復活したチャールズは今シーズン、右膝の手術を受ける前までの3試合で40ヤード、1タッチダウン、12キャリーをマーク。彼の不在期間、チーフスはチャーキャンドリック・ウエストを控えにスペンサー・ウェアをリードバックとして起用し、現在はAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区の首位に立つ堅調さを見せている。チーフスは他にもナイル・デービスやビショップ・サンキーといったRBもロースターに登録している。
もちろん、万全な状態でのチャールズ復帰は歓迎されるであろうが、チームが29歳のRBに頼りっぱなしになることは考え難い。2016年はチャールズにとってタフな1年となっている。