第59回スーパーボウルの後に「引退するつもりはない」とイーグルスRTジョンソン
2025年02月02日(日) 12:12第59回スーパーボウルの結果がどうなろうとも、レイン・ジョンソンは引退を検討するつもりはないようだ。
現地1日(土)、フィラデルフィア・イーグルスのライトタックル(RT)ジョンソンはスーパーボウル後のキャリアプランについて尋ねられた際にそれを明らかにした。
ジョンソンは「勝っても負けても、この試合の後に引退するつもりはない」とコメント。
「来年も絶対にプレーする。年齢を重ねると、こういう捉え方になるんだろうし、1年ずつ考えていくよ。でも、身体はここ2、3年よりもずっと調子が良い。本当に良い感じだ。この時期、普段はこんな状態じゃない。ありがたいよ。うちにはそういうのをサポートしてくれる良いチームがあるしね」
ジョンソンは5月に35歳を迎えるが、依然として全盛期の力を発揮していることは明らかだ。
30歳として迎えた2020年シーズンは7試合の出場にとどまり、選出を逃したものの、その後は毎年オールプロのファーストチームまたはセカンドチームに選出されている。今季、3年連続のプロボウル選出を果たしたジョンソンは、2017年から2019年にも3年連続で選出された実績を持つ。
今シーズン、ジョンソンはランニングバック(RB)セイクワン・バークリーが2,000ランヤードを達成するのに貢献したオフェンシブラインを支えた。NFL史上9回目となるこの偉業は、バークリーの活躍だけではなく、オフェンシブラインの努力の賜物でもある。
ジョンソンが13シーズン目も現役を続行すれば、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によって最高評価を得たオフェンシブラインのメンバーは維持される。オフェンシブタックル(OT)ジョーダン・メイラタは2029年シーズンまでクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツのブラインドサイドを守ることになっており、インテリアはガード(G)ランドン・ディッカーソンやセンター(C)キャム・ユルゲンズによって支えられる見込みだ。ジェイソン・ケルシーの後任となったユルゲンズは、苦戦を強いられた初年度を経て本領を発揮するようになった。イーグルスのオフェンシブラインは来季も再び恐ろしい力を発揮することが予想されている。
他の30チームとは異なり、イーグルスには今シーズンにやるべきことがまだある。
第57回スーパーボウルでも対戦したカンザスシティ・チーフスとの大一番に向けて準備を進めるジョンソンは、次のように語った。
「俺たちは数年前に始めたことを終わらせられなかった。俺たちには、うまくプレーして特別なことを成し遂げる大きなチャンスがある。それは頭の中にあるけど、実際、俺としてはその感情にとらわれないようにしている。単に道の途中にあるものだと思っているし、それを取り除く方法を見つけなきゃいけない」
今回のスーパーボウルの結果次第で、ジョンソンの13年目はリベンジを目指す年か、連勝を目指す年になるだろう。
【RA】