現地3日（月）、ワシントン・コマンダースのコントローリングオーナーであるジョシュ・ハリスがチームの名称は変わらないと明言した。

ハリスは、2023年に前オーナーのダン・スナイダーからチームを買収した際に引き継いだ名称を今後も使い続けると述べた。

「現在、チームや文化、コーチングスタッフから受け入れられていると考えているため、この名称で進むことにした」と述べたハリスは「今、このビルの中でコマンダースという名前には意味がある。それは、フットボールを愛し、フットボールに秀で、懸命に取り組み、メンタル的にタフで、素晴らしいチームメイトである選手たちのことを指す。この名前の意味が深まっていくことは本当に意義深いことだ」と続けた。

コマンダースはクオーターバック（QB）ジェイデン・ダニエルズのルーキーシーズンにNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームに進出し、ジェネラルマネジャー（GM）アダム・ピータースとヘッドコーチ（HC）ダン・クインの就任初年度に期待以上の結果を残した。

ワシントン・フットボールのファンとして育ったハリスは就任時に、スナイダーが2020年に廃止した旧名称に戻すことはないと述べていた。ユニフォームといったチームの歴史的な要素は復活する可能性があるが、新しいロゴが採用されるかどうかは不明だ。

ハリスは「リブランディングや、私が育った時代やスーパーボウル制覇を成し遂げた過去を取り戻すこと、そして私たちが共に歩んでいく未来に関して、私たちは過去を尊重し、それを未来と融合させる方向に進む姿をお見せすることになるだろう」と話している。

新スタジアムについて何度も質問されたハリスは、メリーランド州、バージニア州、コロンビア特別区との協議が継続中であることを繰り返し強調した。ハリスは昨年8月に、2030年がスタジアム完成の「妥当な目標」だと述べている。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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