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ジャイアンツが少数株売却の可能性を検討

2025年02月14日(金) 17:16


ニューヨーク・ジャイアンツ【NFL】

NFL屈指の古参フランチャイズであるニューヨーク・ジャイアンツのオーナーシップが、所有権の一部を売却する可能性について検討している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地13日(木)に入手した声明で、クラブ側は次のように述べた。「マーラ家とティッシュ家は、経営支配権のない少数株主持ち分を売却する可能性について検討するため、『Moelis & Company(モーリス・アンド・カンパニー)』と契約した。プロセスに関してこれ以上のコメントは行わない」

声明は『Sports Business Journal(スポーツ・ビジネス・ジャーナル)』が第一報を伝えたことを受けて出されたものだ。

1925年にティム・マーラによって創設されたジャイアンツは、その誕生以来、マーラ家が大部分を所有していた。1991年からは、マーラ家とティッシュ家が50%ずつ持株を分け合っている。

少数株の売却を考え始めた理由については発表されていない。

2024年8月に、NFLはプライベート・エクイティ・ファンドによるフランチャイズの株式取得を可能にする法案を承認した。

その後、マイアミ・ドルフィンズとバッファロー・ビルズが少数株主持ち分売却を完了している。

ジャイアンツが雇ったモーリス・アンド・カンパニーは戦略的アドバイスを行う投資銀行だ。

【M】