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「チームに戻れてワクワクしている」とラムズ残留のQBスタッフォード

2025年03月07日(金) 12:18


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Adam Hunger】

クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは、少なくともあと1シーズン、ロサンゼルス・ラムズでプレーすることが決まった。

現地5日(水)、スタッフォードは「チームに戻れてワクワクしている」と『Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)』に語っている。

37歳のベテランQBは、2025年シーズンもL.A.に残るために契約の調整に合意。ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイも、チームとスタッフォードの関係は今後1年ごとに見直していく方針であり、2026年には再び契約を再検討する可能性が高いと述べている。

スタッフォードは契約交渉についての詳細な質問には答えず、ニューヨーク・ジャイアンツやラスベガス・レイダースがトレードに関心を示していたことにも触れなかった。スタッフォードのラムズ残留が決まったことで、来週解禁されるフリーエージェント(FA)市場のQB動向にも大きな影響を与えることになりそうだ。

同日、ラムズのジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードはスタッフォードの残留を「誓いの更新」と表現。この言葉は、今回の契約を象徴するフレーズとして広まっている。

この表現について、スタッフォードは笑いながら「レスは面白い言葉を使う人だ。彼のことは大好きだし、何を言おうと構わない。俺はただ、またチームに戻れることを楽しみにしている」と述べた。

このコメントの直前に、スタッフォードは妻のケリーとともに山火事の被害を受けたパサデナ高校のフットボールチームと地元のユースプログラムにユニフォームや装備を寄付することを発表している。

「彼らのチームに何らかの形で関わることができてうれしい」とスタッフォードは語った。

「こうした活動ができることに感謝しているし、フットボールを愛し、仲間と一緒にプレーすることを楽しんでいる若い選手たちと過ごす時間は本当に楽しい」

ラムズ加入から4シーズンで、スタッフォードはチームを3度のプレーオフ進出に導き、そのうち1度はスーパーボウル制覇を果たした。若手が台頭しつつあるロースターを擁するラムズは、2025年もポストシーズンで勝ち進むことが期待されている。

【R】